ようやく朝から快晴の天気だ。
今日中に、パラグアイのイグアス居住区まで移動したいため、朝早く、ブラジル側のイグアスの滝に向かうことにした。
イグアス国立公園ゲート。
旅人の間では、あまり評判の良くないブラジル側のイグアスの滝だが、想像以上に素晴らしかった。
まず、見学が楽だ。
入場チケットを購入すると、目の前から公園内のバスが頻繁に発着しており、見どころまで連れて行ってくれる。
ブラジル側はバスで見どころを巡る。
車内ガイダンスもわかりやすい。
アルゼンチン側は、列車が走っているものの、本数も少なく、そもそも最初のセントラル駅までが微妙に遠く、いまいちだった。
ブラジルとアルゼンチンでは滝の見え方がまったく異なっていた。
アルゼンチン側では、滝に至近距離まで近づき、水しぶきなどを感じつつ、イグアスの迫力を実感することができる。
一方、ブラジルからは、至近距離で迫力を感じるよりも、滝の全体像を見れるようになっていた。
写真を撮りたかったため、個人的にはこちらの方が楽しめた。
たしかにブラジル側は、散策エリアが多くはない。
見学には3時間程度で十分だった。
残念だったのが、最後の滝の上に張り出した遊歩道だが、あまりにも滝の水量が多く、白煙が上がってしまい、ガイドブックなどに載っている一番有名な写真が撮影できなかったことだ。
やはり、イグアスの滝は水量が多すぎても観光に向かないようだ。
もちろん写真は撮らず、体感するだけで十分なら、水量が多いほうがいいのかもしれないけれど。
ブラジル側からみたイグアスの滝。
アルゼンチン側の方が人気なのはなぜだろう?
こちらの方か滝全体を眺められる。
体感型の滝が好きな人が多いのだろうか?
虹も出ていて美しい。
展望台の様子。
対岸が昨日歩いたアルゼンチン側。
大迫力で、見た目も最高。
虹の具合も素晴らしい。
またもスローシャッターで撮影。
悪魔ののどぶえ方面。
遊歩道の張り出した場所が最大の見どころのポイント。
多くの場所から、迫力のパノラマが見れる。
遊歩道周辺は水しぶきがすごく、カメラは出せない。
ブラジル側の最後の滝。
ブラジル側の方が、観光用の整備が整っていた。
上から眺める。
これぞイグアスの滝という感じ。
昨日訪れた悪魔ののどぶえビューポイント。
イグアスの滝を12時頃に見終えるも、またも空がどんよりとしてきた。
ただ、まだいくらか薄日も差しており、前々から考えていたヘリコプターに乗ってみようかと思い、ヘリコプターツアー催行会社を訪れてみた。
ヘリコプターツアー催行会社は、イグアスの滝の入場ゲートから200mほどのところにあり、歩いてアクセスすることができる。
しかし、オフィスに行ってみてびっくりした。
ヘリコプターの順番待ちで、長蛇の列だ。
100人以上は並んでいる。
確認してみると、60~90分待ちとのことだ。
しかも、ヘリコプターは真ん中の座席も使用しており、窓際になれない可能性もあるらしい。
高い参加費を払い、長時間並んで、窓際に座れなければ、最悪である。
ヘリコプター会社。
大混雑だ。
今日中にイグアス居住区まで行きたいと考えており、15時には店が閉まり、17時にはゴーストタウンのようになるというシウダーデルエステに遅く着きたくなかったので、早々に移動することにした。
これで長かったブラジルの旅もようやく終