南極:12日目 下船

早朝6時にモーニング・コールがあり、6時半から朝食となった。

8時には船から降りなければならず、なぜここまでせかされるのかと思ったが、どうやら同日の16時には再度南極へ向けて出港するらしく、清掃などの時間が必要らしい。

スタッフは特に交代もせず、引き続き、南極へ向けて旅立つのだとか。
再びのドレーク海峡であるし、なかなかハードな仕事である。

ここ10日ほど何も調べる必要もなく、国境越えや治安など何も不安を感じることもなく、ぬくぬくと過ごしてきた。
今日からまたいつもの旅生活はじまると思うと、少し億劫である。

会社で働いていた時、休暇の後に、
「明日から会社行かなきゃいけないのか」
と思うことがあったが、旅の途中でも同じように感じているのがとても不思議である。

そして、12日間に渡り一緒に過ごしてきた台湾人のエジソン、香港人のライやアンドレー、そして日本人の伊藤さんとも今日でお別れである。
荒井さんとは、今日だけまた一緒の宿に泊まることになった。

その後、町中を歩いていても、同じくルーズだった人に多く遭遇し、なんとなく仲間気分で少し話したり。
ロライマの時もそうだったが、最後はとても名残惜しい。

今の懸念は、イースター島行きの航空券である。
ネットで調べると、異常な値段の高さである。
3ヶ月以上前に購入すれば、安く購入できるが、南極クルーズの日程がはっきりしていなかっただけに、購入することができなかった。

ネットの価格では、2500ドルと凄まじい価格が提示されており、どうにか1000ドル程度で購入できればいいのだが。