旅行会社おすすめのトレッキングに行くことにした。
7時半に旅行会社がアレンジしたパイネ行きのバスがホステルに迎えに来た。
途中休憩を挟み、国立公園のゲートには10時10分頃到着した。
ここで、パイネ国立公園の入場チケットを購入する。
値段は15000ペソ(2300円くらい)とかなり高額だ。
このチケットは、3日間有効なのだが、翌日も訪れたい場合は、公園を離れる際にスタンプを押してもらわなければならず、注意が必要だ。
この値段も、またも外国人料金で、チリ人や近隣諸国の住人はとても安い値段で訪れることができる。
この不公平感にはいつもイライラさせられる。
パイネ国立公園のゲート付近には、ホステリア・ラス・トーレスの送迎バスが迎えに来ており、宿泊客でなくとも、乗ることができる。
バスに乗り、ホステリア・ラス・トーレスまで向かった。
ホステリア・ラス・トーレスには、10時50分頃到着した。
今日は日帰りで、トーレス・デル・パイネの展望台まで行く予定だ。
地図やガイドブックによると、歩くだけで8時間ほどかかるようで、展望台での時間などを考えると、かなり急ぎでいく必要がありそうだ。
トレッキングコースだが、トレッキングというよりも散歩程度の簡単な道だった。
多少のアップダウンこそあるが、さほど辛くはない。
が、問題なのは途中の景色である。
まったくすごくない。
そのうちすごくなるはずと思い続け、何と最終の展望台に到着してしまった。
ここまでわずか2時間半弱だ。
ガイドブックなどでは4時間と記載されているが、そんなにかかるとは思えない。
急ぎ気味には来たが、決して走ったわけでもなく。
そんなこんなで展望台でしばらくゆったりした後、下ることにした。
展望台の景色こそそれなりだったが、それでもロライマの時のような感動もなく、こんなものかといった感想だ。
帰りは下りなので、行きよりも早く着いてしまった。
帰りのバスは、ホステリア・ラス・トーレスを19時半発なのだが、16時前にホステリア・ラス・トーレスに着いてしまい、暇すぎるので、国立公園のゲートまでも歩いてしまうことにした。
ホステリア・ラス・トーレス送迎バスも有料なので、少しはお金も浮くし、時間も潰せるし。
ホステリア・ラス・トーレスから国立公園ゲートは平坦ながらも、見どころもない中で9キロもあるため、少ししんどかった。
国立公園ゲートからは、20時発のバスに乗り、22時過ぎにプエルト・ナタレスへ戻ることができた。
ホステリア・ラス・トーレス前。
案内板が多いので、迷う心配はない。
この雪山はなかなか美しい。
何度か川を越えるが、橋があるので楽。
天気も良く、風もないためトレッキング日和だ。
残念ながら、歩いている道はさほど景勝地ではない。
道中の景色。
第一キャンプ間近。
ここまでは上り坂が続き、少しだけ疲れた。
第一キャンプには、馬がたくさんいた。
第一キャンプ。
荷物運搬用か観光用かはわからず。
さらに先へ進む。
道も安定していて、かなり簡単なルートだ。
ところどころになぎ倒された木がある。
道中の景色その2。
突然ナショナルパークの看板が。
トーレス・デル・パイネが見えてきた。
だんだんと石が多くなってきた。
道中の景色その3。
第二キャンプに到着。
第一から第二への道のりはアップダウンも少なく楽だった。
キャンプは石でエリア分けしてあるだけ。
ここからは急な上り坂を進む。
砂利が多く、足場も悪い。
トーレス・デル・パイネがかなり大きく見えてきた。
これが有名なトーレス・デル・パイネだ。
確かにそれなりには美しい。
が、絶景というほどでもないような…。
全体像。
角度を少し変えて撮影。
これという構図が決まらない。
下山開始。
下山途中には、馬で登ってくる人にもすれ違った。
馬なら相当楽そうだ。
馬を避けて待つトレッカー。
乗馬をしたくなってきた。
至るところに、地図があり、現在地を把握できる。
北海道のような風景。
プエルト・ナタレス行きのバス。