バリローチェから国際バスに乗り、チリのプエルト・モンへ移動してきた。
クリスマス直前ということで、バスチケットが買えるかかなり心配だったが、ちょうどキャンセルが出たということで、最後の1席を確保することができた。
南米は、ホテルからバスまで、常に空きがあるかを心配せねばならず、面倒だ。
この国際バスのルートは、絶景を楽しめる景勝ルートとのことだったが、なるほどなかなかに美しい景色の連続だった。
途中では、チリ富士とも言われる富士山に良く似たオソルノ山も見ることができた。
車窓越しだったので、写真を撮れず少し残念だったが、まあ仕方がない。
国境もまた絶景だった。
国境周辺がトレッキングコースになってもおかしくないほどだ。
チリの入国検査はめんどくさい。
プエルト・モンに到着すると、運良く宿の客引きが来ていた。
この町では、ホステルなどに滞在するのではなく、民泊が一般的なので、値段を聞いてチェックインすることにした。
久々の個室である。
やはり、個室は楽で良い。
サルバドール以降、物価の関係もあり、ほぼ2ヶ月間ドミトリーの連続だったが、正直夜中何度も起きるし、快適ではなかった。
日本人宿だと、マナーも良くそれなりに快適なのだけれど、イスラエル人やオーストラリア人などと一緒になると、それだけでテンションが下がったりも…。
今後、北上するに当たり、物価も安くなってくるので、なるべく個室を選んで行こうと思う。
プエルト・モンでやることはただ1つ、シーフードを食べることだ。
早速、シーフード市場のアンヘルモを訪れてみた。
正直なところ、予想よりだいぶ規模は小さい。
そして、閉まっている店が多い。
とりあえず、一回りした後、比較的混んでいた食堂に入ってみた。
名物の貝や豚肉、さつま揚げのようなものを煮込んだポトフのような料理クラントを注文した。
さらに、格安のウニも追加で注文してみた。
出てきてみてびっくりの、凄まじい量だ。
特にウニは、4000ペソ、およそ600円で、食べすぎで気持ち悪くなるくらいの量が出てきた。
正直、味は下処理が不十分なためか、ちょっと生臭かったが、それでも十分においしかった。
店のスタッフもフレンドリーで、ピスコサワーというお酒をサービスしてくれるなど雰囲気もよく、大満足だった。
アンヘルモの土産市場。
海岸を歩きつつ、市場へ向かう。
アンヘルモの市場入り口。
意外に近代的だ。
想像とだいぶ違う市場だった。
漁船も置いてある。
1階が市場、2階がレストランになっている。
魚の種類も豊富だ。
瓶詰めのウニや貝類など。
蟹もある。
魚市場の様子。
入り口で魚を買い、レストランで調理してもらえる。
訪れた時間が遅かったためか、閉まっている店も多かった。
市場からの眺め。
貝類も豊富だ。
タラバ蟹みたいだ。
市場2階からの眺め。
ウニ。これで600円くらい…。
名物のクラント。ボリュームありすぎ。
豪華ディナー。
スタッフもフレンドリーで、良い感じのレストランだった。
市場の雰囲気。
市場の雰囲気その2。
市場の雰囲気その3。
市場の雰囲気その4。
料理ができる人なら、おいしい料理ができそうだ。
いかにも魚市場らしい景色。
雪山が見える。
アンヘルモからの帰り道に、プエルト・モン方面を眺める。