世界遺産にも登録されているチロエ島には、プエルト・モンからの1日ツアーで行くことにした。
チロエ島は、歴史的にも文化的にも、長い間チリ本土から孤立していたらしく、独自の文化や生活が見られるらしい。
ツーリスト・インフォメーションでも、会った旅行者にも個人で行くことをすすめられていたが、大きな荷物を持って行くのがかったるく、旅行会社主催のツアーを選んでみた。
ツアーは、プエルト・モン市内でツアー参加者をピックアップし、スタートした。
しばらく走った後、フェリーに乗り込み、チロエ島へ渡った。
フェリーは相当頻発しているようで、行き帰りともにほとんど待ち時間がなく、快適だった。
フェリー乗り場周辺。
フェリーはバスも乗り込める大型なもの。さらに頻発。
多くのフェリーとすれ違う。
チロエ島では、まずアンクーを訪れた。
アンクーでは、市場やカテドラル、サン・アントニオ要塞を訪れたのだが、どれもしょぼい。
ウロコ状の家もちらほらあったが、どれも印象に残るほどではなかった。
アンクーの市場。
賑わいはそれなり。
野菜売り場。
魚や貝も売っている。
プエルト・モンに比べるとだいぶ規模が小さい。
貝やサーモンが売られている。
どれも安い。
ただ、日常生活用の市場という感じで、ツアーで行っても買うものはなかった。
土産コーナーは閉まっていた。
市場の様子。
サン・アントニオ要塞。
要塞といってもかなり規模は小さい。
この手の要塞は、どこにでもあるので特に興味は湧かず。
周囲の海はとてもきれい。
要塞のすぐ裏側はビーチになっていた。
要塞を上から見下ろす。
花が手入れされているなど、一応観光地っぽい。
うろこ状の家が名物らしい。
アンクーの町並み。
アンクーの町並みその2。
アンクーの町並みその3。
アンクーの町並みその4。
アンクーの町並みその5。
どこも海の透明度は高い。
アンクーの町並みその6。
アンクーの町並みその7。
アンクーの町並みその8。
カテドラル。
カテドラル内部。
典型的な伝統家屋。
アンクーの町並みその9。
さらに、チロエ島の中心地のカストロを訪れた。
ここには大きなマーケットもあり、世界遺産に登録されているサン・フランシスコ教会などもあり、見どころがある。
町を見下ろせる高台からは、なかなかの景色を臨むこともできた。
カストロの水上家屋。
水の色もきれいだった。
カストロの市場。
カストロの市場その2。
市場付近には多くのレストランがある。
市場横の蒸気機関車置場。
カストロの町並み。
アルマス広場。
サン・フランシスコ教会。
サン・フランシスコ教会その2。
サン・フランシスコ教会その3。
サン・フランシスコ教会その4。
観光案内所にあった教会の模型。
州役場。
銅像群。
高台からの眺め。
伝統家屋が立ち並ぶ。
カストロを一望。
カストロの町並みその2。
こんなところにも、カラオケが!
不思議な建物。
遊覧船。
ビルも建築途中で、いずれ景観は壊れそう。
カストロの町並みその3。
至るところに公園がある。
カストロで、昼食を食べることになり、ドライバーおすすめのレストランへ訪れてみた。
チリの名物のソパ・デ・マリスコスという魚介スープをたのんでみた。
しかし、フリータイムが限られているに関わらず、出てくるのが異常に遅い…。
たかが、スープだけで1時間くらい待たされて、だいぶイライラ。
確かに味は、その後のサンティアゴなどと比べてもおいしかったが、待ち時間が長すぎるのは大きな難点だと感じた。
レストラン。
ソパ・デ・マリスコス。
最後にダルカウエを訪れた。
ここにも世界遺産に登録されている教会がある。
ものすごいこじんまりした町で、なかなか良い雰囲気だった。
ダルカウエの教会。
世界遺産にも登録されている。
確かに画になる見栄えだ。
ダルカウエの町並み。
ダルカウエの町並みその2。
ダルカウエの町並みその3。
ダルカウエの町並みその4。
ダルカウエの町並みその5。
再びフェリーに乗り、プエルト・モンへ戻ったのは20時過ぎ、結局12時間以上のツアーとなった。
結論から言うと、すこし変わった教会こそあったものの、チリ本土と異なった文化や生活というものは全く感じることができなかった。
食べ物だって同じだし、家の見た目こそウロコ状のものが多く異なっているが、プエルト・モンなどでも似たような形状の家は多い。
是非とも訪れてみたかったので満足できたが、
「これはすごいっ!」
というものはなかったというのが本音だ。
個人でもアクセスは容易だが、会った旅行者は、暇を持て余している人が多く、ツアーで1日だけでアクセスするのもありだとも感じた。
フェリー。
オソルノ山も遠くに見えた。