チリ:イースター島 ~レンタカーで島巡り1日目~

イースター島は、日本人4人でレンタカーをシェアして観光をすることになった。

メンバーは、唯一国際免許を保持していた由美さんと、サンティアゴのタレスでも会っていた学生の優美ちゃん、みなとくんの4人だ。

イースター島でのレンタカーは、24時間単位で借りるのが一般的なようだ。

宿のオーナーの川口さんや情報ノートによると、1日目は昼の12時頃にレンタカーを借り21時の日の入りまで島巡り、2日目は朝日から見始めて12時頃にレンタカーを返却という予定がベストなようだ。

ということで、初日は12時頃にレンタカーを借り、島をほぼ1周することになった。

まずは、島東部へ進んでいくことにした。

日の入りまでだいぶ時間があるので、途中の見どころも巡りながら行く予定だ。

最初の見どころは、アフ・ビナプという遺跡だが、看板も非常にわかりずらく、見つけることができなかった。

わざわざ戻るほどの場所ではないと判断し、東へ車を進めていく。

最初に訪れたモアイ遺跡は、アフ・ハンガ・テエ(アフ・バイフ)だ。

ここは、8体のモアイがうつぶせに倒れた規模の大きなアフだ。

ここのアフの下には、約200体の人骨があったらしく、大きな部族の住む村があったと考えられているのだとか。

アフの前のサークル状に石が並べられたパイーナでは、モアイ像に目を入れる儀式などが行われていたと考えられているらしい。

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ちょうど1日1便の飛行機が飛んできた。

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アフ・ハンガ・テエ周辺。

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まず、多くのプカオが転がっている様子が目に付いた。

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さらに、奥にモアイがあった。

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アフ・ハンガ・テエのモアイとプカオ。

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遠くからだと見逃してしまいそうだ。

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でも、これがモアイだと思うと、つい写真を撮りまくってしまう。

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儀式が行われていたと考えられているパイーナ。

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周辺はのどかな風景。

アフ・ハンガ・テエ(アフ・バイフ)の横には、1体のモアイが寂しげに立てられている。

これは、倒れていたモアイを島民が立てたものらしい。

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かなり風化したモアイ。

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残念ながらアフもない。

次に、アフ・アカハンガを訪れた。

ここは南海岸にあるアフでも最大級のもので、周囲には3000人もの部族が住んでいたらしい。

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アフ・アカハンガ。

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またもうつ伏せモアイ。

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モアイの頭。

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せめて仰向けなら表情がわかるのに、と思ったり。

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プカオも散乱している。

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表情が見える倒れ方のモアイ。

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誰かが盗もうとして運んだが、途中で諦めたものらしい。

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結構画になる。

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アフ・アカハンガ全体。

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周囲には人が生活していた痕跡がある。

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このエリアだけで3000人もいたとは驚きだ。

さらにすぐ近くのアフ・ウラ・ウランガ・テ・マヒナにも立ち寄ってみた。

ここでも倒れている大きなモアイを見ることができた。

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アフ・ウラ・ウランガ・テ・マヒナ。

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うつ伏せだから、どれも同じに見える。

次はいよいよイースター島のハイライトの1つラノ・ララクだ。

ラノ・ララクとは、イースター島のモアイ像が切り出された死火山で、製造途中のモアイが多く残されている。

なぜ突然作業が中止されてしまったのかは未だに解明されていないらしい。

ここの入場料がなんと10USドルから60USドルと一気に6倍にも値上がりされたのだが、60USドル払う価値は十分にあるくらいラノ・ララクはすごかった。

ここには397体ものモアイが残されているらしい。

写真スポットの連続だった。

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ラノ・ララク。

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遠目からでも、多くのモアイがあることがわかる。

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さらに拡大すると、表情も見えてくる。

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入場ゲート。

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近くにはクロネコ。

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仰向けに倒れているモアイを2体発見。

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遊歩道の両側にモアイ。贅沢すぎる。

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4人ともテンション上がりまくり。

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60ドルだからとここに入らなくては、来た意味がない。

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そう思えるほど、素晴らしい遺跡だった。

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とにかく大量のモアイが残されている。

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ここで加工をしていたのだとか。

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どれも最高に画になる。

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想像していたモアイそのままのモアイ。

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まだまだ、モアイはたくさんある。

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埋まっているモアイも。

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1体1体表情も全て異なる。

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ガイドブックにも載っている有名なモアイ。

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ラノ・ララクで1番有名なはず。

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理由は、角度があって写真が撮りやすいかららしい。

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もう1枚有名モアイ。

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横から見ると、意外に薄い。

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ラノ・ララクのモアイ。

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ラノ・ララクのモアイその2。

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ラノ・ララクのモアイその3。

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顔を拡大。

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ラノ・ララクのモアイその4。

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ラノ・ララクのモアイその5。

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ラノ・ララクのモアイその6。

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日本人に人気の正座モアイ。

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ラノ・ララクからアフ・トンガリキを眺めることができる。

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ラノ・ララクのモアイその7。

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作りかけモアイ。

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ラノ・ララクのモアイその8。

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ラノ・ララクのモアイその9。

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完成していたら最大の大きさだったらしいモアイ。

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見どころ多すぎ。

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こちらも作り途中。

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ラノ・ララクのモアイその10。

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ラノ・ララクのモアイその11。

続いて、アフ・トンガリキに向かった。

イースター島のハイライトの連続である。

アフ・トンガリキは15体のモアイが立ち並ぶアフで、全長100m、幅6mのアフはポリネシア最大級なのだとか。

ここのモアイは、モアイ倒し戦争(フリ・モアイ)で倒されていたモアイが、1960年に島を襲った津波により砕けるなどの大きな被害を受け、朽ち果てそうになっていたらしい。

チリ政府の支援要請を請け、日本企業がクレーンと資金の援助をし、修復・立て直したのだとか。

今では、島でも有数の観光地になっているのだから、日本人割引とかしてほしいものだけど。

ちなみにモアイ倒し戦争とは、1000~1500年にかけて、島民がモアイの製造に没頭し、島の木をほぼ全て切り倒してしまい、主食のサツマイモが採れなくなったことから起こった争いらしい。

食糧難から、部族間の争いが激化し、部族の象徴であるモアイをなぎ倒す戦争につながっていったのだとか。

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アフ・トンガリキ。

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15体の並ぶ様は圧巻。

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うつ伏せに倒れていなくて良かった。

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青空に映える。

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立て直してくれた日本企業に感謝だ。

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どう切り取っても画になる。

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やはり日光が当たっている方が格段に美しい。

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似たような構図だけど、何枚も撮影。

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空の青が濃いとまた画になる。

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プカオをかぶっているのは1体のみ。

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実は1体1体に名前があるらしい。

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周囲にはプカオや倒れているモアイもあった。

アフ・トンガリキの横には、モアイ・ホトゥ・イティがある。

このモアイは、1982年のエキスポランドで日本に訪れたこともあるらしい。

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モアイ・ホトゥ・イティ。

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ここからもラノ・ララクが見れる。

アフ・トンガリキを見終えても、まだ時間に余裕があったので、細かな遺跡も見つつ、観光を進めることになった。

北上し、マエア・プ・オ・ヒロ、通称トランペット・ストーンへ向かった。

トランペット・ストーンは穴の開いた石で、上部の穴から息を吹き込むとトランペットのような音が出るらしい。

遠方の人とのコミュニケーションに使われていたと考えられているらしいが、音を出すのは容易ではないらしい。

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マエア・プ・オ・ヒロ。

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音なんて出ない。

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ここらにも集落があった痕跡がある。

さらに、パパ・バカという多くの岩絵が見られる場所へ行ってみるも、岩絵がどこにあるかすらわからず。

解説がまったくないため、何がなんだかわからなかった。

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唯一、はっきり見えた岩絵。

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あとは、何がなんだか…。

続いて、アフ・テ・ピト・クラへ向かった。

ここは、1830年代に西洋人により立っていることが確認された最後のモアイらしく、プカオを含むと12mもの高さがあり、アフの上に立ったことがあるモアイとしては最大の大きさらしい。

現在は倒れているのだが、モアイ・パロと名付けられているらしい。

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アフ・テ・ピト・クラ。

さらにこのアフの近くには、テ・ピト・オ・テ・ヘヌアいう丸石が転がっている。

この石は「地球のヘソ」といわれているらしく、石が磁気を帯びているため、磁石を乗せると針がぐるぐるまわるらしい。

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テ・ピト・オ・テ・ヘヌア。

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これを「地球のヘソ」というのは無理があるなあ。

次いで、北部最大の見どころのアフ・ナウナウへ向かった。

アフ・ナウナウでは、規模は小さいものの、保存状態の良いモアイを見ることができた。

現在、イースター島では、7体の頭にプカオを乗せたモアイを見ることができるが、そのうち4体を見れるという贅沢な場所だ。

近くには、きれいなアナケナ・ビーチもあり、人気の場所となっている。

だいぶ天候が怪しくなってきた。

夕日を見るのは難しそうだ。

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アフ・ナウナウ。

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南国らしく、椰子の木の近くに立っている。

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後姿。

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モアイと椰子の木を同時に撮るのは難しい。

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近くには、かなり風化したモアイもあった。

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アナケナ・ビーチ。

まだ時間がだいぶ早かったので、朝見逃したアフ・ビナプを探すことにした。

ここのアクセスは相当に難しい。

案内板がメインルートを曲がった後にあるため、見逃してしまう可能性が高い。

ここは、島の南端のラノ・カウ山の麓にあるアフでそれぞれに倒れたモアイが転がっている。

ここには、全部で10体もない貴重な女性のモアイ像もあり、重要な遺跡なのだとか。

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アフ・ビナプ。

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うつ伏せモアイにはだいぶ飽きてきた。

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左側の棒が、女性モアイ。

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周囲には馬も多い。

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サラブレッドみたい。

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アフ・ビナプのアフ。

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もう顔の凹凸が消えかかっている。

次いで、プナ・パウへ向かった。

ここはプカオの切り出されていた山で、高貴なものの象徴である赤い石をとるため、鉄分を多く含んだ赤い凝灰石が多くあるこの場所でプカオの切り出しが行われていたらしい。

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プナ・パウ。

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ビューポイントだが、天気悪すぎ。

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プカオが転がっている。

次に夕日ポイントであるアフ・アキビへ向かった。

残念ながらどんよりとした曇り空で、小雨も降っており、夕日は望めそうもない。

ただ、いずれにしろ太陽が沈む方角には林があり、太陽は見れないのではないかと疑問に感じ始めた。

調べてみると、モアイの目線の先に夕日が沈むのは、春分と秋分の日前後だけらしい。

夏には林の方角(左側)、冬には右側に沈むため、時期が重要なのだとか。

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アフ・アキビ。

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この目線の先に夕日が沈むらしい。

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宮崎県に完全レプリカがあるのだとか。

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15体などを見ているので、あまり感慨はない。

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霧の中のモアイも意外に画になるかなとも感じた。

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夕日が見れなかったのは、ちょっと残念。

まだ1時間ちかく日の入りまであるため、諦めてハンガ・ロア村方面へ向かうことにする。

時間があるため、予定していなかった場所も巡ることになった。

まず、アナ・テ・パフという洞窟へ向かった。

ここは全長4kmもある最大規模の洞窟で、石を平らに積み重ねたベッドやかまどの跡があった。

洞窟の崩落の危険性があり、奥まではいけないようだが、洞窟は海まで続いているらしい。

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アナ・テ・パフ。

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ベッド跡などがあるらしい。

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中はかなり暗い。

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懐中電灯がないと、進んでいくのは不可能だ。

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火を使った跡。

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かまど跡。

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ベッド。これじゃ、床に寝たほうがマシなんじゃ?

さらにアフ・テペウにも向かった。

ここには、アフから転げ落ちているモアイがあるということだったが、見つけることができず…。

敷地が広い割に、案内板すらなく、さらにさほど興味がわかず、必死に探し出すほどの熱意は持てなかった。

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アフ・テペウ。

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住居跡。

今日はこれで観光終了だ。

夕日こそ見れなかったが、全般的には大満足の1日だった。

アフ・アカハンガ