2日目は、イースター島観光最大のイベントともいえるアフ・トンガリキでの朝日からスタートした。
日の出は、朝7時頃ということだったので、6時頃に宿を出発し、アフ・トンガリキへ向かった。
幸運にも、天気は良く、空には満天の星が広がっている。
朝日も期待が持てそうだ。
アフ・トンガリキに到着すると、もう既に何人もの人が朝日を待っていた。
今の時期は、アフ・トンガリキの真後ろから太陽が昇るのだが、モアイのアフが高い位置にあるため、かなり太陽が高くなってからでないとそこからの日は臨めず、個人的には太陽が出る前の空の色の方に惹かれた。
いずれにせよ、満足いく写真を撮ることができた。
イースター島で1番期待していた朝日だけに、もし曇っていたらリベンジせざるをえないと考えていたので、1度で日の出を見れてラッキーだった。
夜明け前のアフ・トンガリキ。
夜明け前のアフ・トンガリキその2。
夜明け前の赤紫の空は、とても写真にマッチする。
後ろに雲も少なく、朝日の期待が持てそうだ。
だいぶ空が明るくなってきた。
もうほぼ夜明け。
そして完全に空が明るくなってしまった。
どうやらモアイが高い場所にあるので、太陽が相当上がってこないと一緒に写真に写せないようだ。
ようやく太陽が出現。
モアイの中心で太陽が輝く。
やはり美しい。
ダイヤモンド富士ならぬ、ダイヤモンドモアイ。
満足のいく朝日を見ることができた。
朝日に照らされるラノ・ララクと倒れたモアイ。
引き続き、昨日も訪れたアフ・ナウ・ナウへ向かった。
昨日は逆光だったため、順光の昼間にも再度訪れることにしたのだ。
ここは、椰子の木に囲まれており、昨日に引き続き、良い雰囲気だった。
朝日に照らされるアフ・ナウ・ナウ。
3体ずつ撮影。
3体ずつ撮影その2。
プカオをかぶっている4体。
周囲には馬も多い。
椰子の木も朝日に照らされる。
南国らしくて、いい雰囲気だ。
順光だときれいさが全然違う。
遠目から撮影。
さらに遠目から撮影。
ビーチも貸切。
雲の感じも抜群だ。
椰子の木越しにモアイを眺める。
その後、残す最後の大物観光地のオロンゴの儀式村とラノ・カウへ向かった。
オロンゴの儀式村は、正直、見栄えのする遺跡ではなく、こんなものかといった印象だった。
オロンゴの儀式村では、鳥人儀礼という宗教的な儀式が行われていたらしく、儀式村から280m下り、さらに1500m離れた島に泳いで、マヌ・タラという渡り鳥の最初の卵をとり、最初に部族の首長に渡したものが勝者として認められたのだとか。
卵を渡された部族の首長は、神の化身のタンガタ・マヌ(鳥人間)になり、1年間神に仕えるものとして崇拝されたらしい。
1500m離れたモトゥ・ヌイまで泳ぐ間には、サメに食べられて命を落とす者も多かったらしい。
最後に、島最大のカルデラ湖であるラノ・カウを見下ろした。
カルデラ湖には、島がいくつもあり、なかなかの景観美だった。
オロンゴからの眺め。
ラノ・カウの手前にあった石のサークル。
ラノ・カウ。
天気が悪くなりかけていて、なかなか前面に日光が当たらない。
オロンゴ儀式村のゲート。
泳いで向かっていたという島。
見どころには番号が振ってあって、見逃さないが…。
番号が在っても、何が見どころかわからないくらいしょぼい。
宗教的には重要な場所かもしれないが、見どころとしてはいまいちだ。
オロンゴ儀式村。
オロンゴ儀式村その2。
オロンゴ儀式村その3。
オロンゴ儀式村その4。
オロンゴ儀式村からもラノ・カウを見下ろせる。
壁画。
壁画も風化していてかなりわかりにくい。
唯一、鮮明に残っていた壁画。
ここから降りて、島に泳いでいっていたとは確かにすごい。
オロンゴから見たラノ・カウ。
オロンゴ儀式村その5。
まだ時間に余裕があったため、ハンガ・ロア村近郊にある夕日スポットのタハイ儀式村にあるアフ・コリテク、アフ・タハイ、アフ・バイ・ワリのモアイを見に行き、レンタカーを12時頃に返却した。
アフ・タハイ。
夕日スポットとしても有名だ。
アフ・コリテクとアフ・バイ・ワリ。
アフ・タハイとアフ・バイ・ワリ。
唯一目があるアフ・タハイ。
プカオもかぶっていて、目もあり、完璧なモアイ。
タハイ儀式村。
24時間で島の遺跡をほぼ網羅でき、とても濃い2日間だった。
その日は、ちょっとした打ち上げ気分で、夕食には島唯一の日本食居酒屋の甲太郎へ行くことにした。
このレストランは、世界の果てまでイッテQで宮川大輔も訪れており、またサッカーの中田英寿も訪れたことがあるらしい。
値段は少し高めだったが、1度訪れてみたかったので、満足することができた。
日本食居酒屋の甲太郎。
焼肉定食。米少ない…。
イッテQで紹介された宮川大輔のモアイ寿司。2012年1月時点で100USドル!