リマから夜行バスでトルヒーヨにやって来た。
今回、テプサというバス会社を利用したのだが、今まで乗ったバスで圧倒的に1番すごく驚いてしまった。
というのも、前の座席との間隔がとても広いのである。
快適で快適で…。
飛行機のビジネス・クラスのようだった。
TEPSAのバス。
前との間隔が広々。快適すぎる。
トルヒーヨには早朝に到着した。
まずは、エクアドルのグアヤキル行きのバス探しである。
直行バスも、クルズ・デル・スル社が隔日、オルメーニョ社が毎日、出しているのだが、値段がそれぞれ200ソル、70ドル(6000円弱)と異常に高いため、刻んで行くことにした。
その後、周辺の遺跡を巡るツアー探しをすることに。
いくつかの旅行会社を巡った結果、地球の歩き方にも載っているホテル・コロニアルに併設されている旅行会社のツアーに参加することにした。
午前中は、市内の南にある太陽のワカと月のワカを巡るツアーに参加することにした。
トルヒーヨには、世界遺産のチャンチャン遺跡を見ることを目的にして訪れたので、あくまでも太陽のワカと月のワカはおまけ程度に考えていた。
しかし、想像を遥かに超えて素晴らしかった。
太陽のワカと月のワカとは、モチェ王国の遺跡で、太陽のワカは要塞、月のワカは宗教儀礼を行う場所とされていたらしい。
現在、続々と発掘が進んでいるらしいのだが、壁画やレリーフの装飾が素晴らしい。
規模も大きく、ペルー北部の遺跡はここまですばらしいのかと驚いてしまった。
これほどすごいのならば、他の遺跡も訪れるべきではないかと本格的に悩んでしまった。
ただ、ガイドなどに聞く限り、博物館ですごい場所は多くあるが、遺跡としてはほとんどがまだ発掘途中で、月のワカ以上のものはないらしく、他の場所には訪れないことにした。
これは確実に世界遺産に登録されるべき遺跡だと思うのだけれど、なぜに世界遺産にならないのだろうか。
まず、博物館を訪れた。
博物館周辺。
太陽のワカ。
月のワカ入り口。
いかにも発掘途中といった様子だ。
なかなかに規模は大きい。
この時点では、さほどすごい遺跡には感じていなかったのだけれど。
きれいなレリーフ。一部、色が残っている。
現在も発掘が進められているらしい。
月のワカ。
月のワカその2。
月のワカその3。
最大の見どころの創造神アイ・アペアックのレリーフ。
たしかにきれいに残されている。
ただ個人的には、これより後に見る遺跡に惹かれた。
装飾がされた石。
月のワカその4。
月のワカその5。
月のワカその6。
月のワカ上部より、太陽のワカを眺める。
月のワカその7。
太陽のワカとの間には集落があったらしい。
ここも発掘途中だ。
月のワカその8。
月のワカその9。
月のワカその10。
月のワカその11。
新しい月のワカ。(月のワカは新と旧がある)
ここからが圧巻だった。
美しいレリーフが大規模に残されている。
最近公開されたものらしい。
この後も公開範囲は広げられる予定なのだとか。
ペルー北部の遺跡がここまですごいとは思っていなかった。
色も復元されたレリーフ。
しかし、これを見ると、こんなのが大量に残っているエジプトの偉大さを感じる。
想像以上の規模で、大満足の遺跡だった。
アルマス広場。
アルマス広場その2。
カテドラル。
カテドラルのライトアップ。
サント・ドミンゴ教会。
カルメン修道院教会。
サン・アグスティン教会。
ラ・メルセー教会。
町並み。