エクアドル:ガラパゴス諸島 ~サンタ・クルス島~

クルーズ4日目は、昨日のフロレアナ島の件で、船のオーナーと話すことになっており、早朝6時から全員でオーナーと話し合いの場が持たれた。
と言いつつ、肝心のオーナーが到着したのは、6時半とさすがの南米時間である。

オーナーは想像以上に協力的で、お金の払い戻しもされることになった。
ただ、お金は手持ちがないということで、午前のアクティビティの終了後に支払われることになった。

個人的には泣き寝入りすることになるのではないかと思っていたので、予想外の反応だった。
さらに、皆でゴネたところ、はじめは食事やアコモデーションを除いた分の金額を返金するとのことだったのが、1日分全額返金となった。

なんだかんだとフロレアナ島には半日は居たわけで、さらに天気も悪く、午後はシュノーケリングのみで、個人的にはどうでもよかっただけに、むしろラッキーだ。

ひとまず交渉を終え、2人がキトへ出発することになった。

本来、彼らは午前のアクティビティを出来ると旅行代理店に聞いていたらしいが、フライトの関係で参加できず。
フライトも代理店が用意したと言うから、ガラパゴス・クルーズはとにかく質が低いことがわかる。

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朝のプエルト・アヨラ港。

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こんなツアーに参加したかったなと後悔。

他の参加者は、ハイランドへ向かうことになった。
ハイランドでは、多くの野性のゾウガメが居り、見ることが出来る。

ただ、セーシェルでもモーリシャスでも感じたが、ゾウガメは動きがないので、見ていても面白くない。
ガイドの説明曰く、ガラパゴスと同じく、セーシェルも固有種がいるゾウガメの聖地であるらしい。

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亀の甲羅。リアル亀仙人になれる。

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日本はどこにでも援助してるけど、存在感薄い…。

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ゾウガメ。

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動かないので、写真の構図少なし。

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見学風景。

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泥の中に居るゾウガメ。

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数は多かった。

船に戻り、オーナーを待つも、銀行が開いていないとかでまたも約束の時間に現れない。

結局、本来振舞われる予定のなかった昼食が出てきて、誤魔化された感じだ。

その後、オーナーが現れた。
今日以降、彼女の船はしばらく使えないらしく、予約済みの客のクルーズを全て他の船に振り替え、多額のマイナスが出てしまったらしく、彼女も泣きそうである。

まあ、情には流されず、交渉を開始した。
結局、25パーセントの払い戻しなのだが、金額がおかしい。
グアヤキルの代理店のクリストファーが、安めの金額を伝えたようだ。

「おかしいから、電話してくれ」
というと、クリストファーがごねたようで、電話を変わり、久々にものすごく文句を言ってみた。
と言うのも、ただ自分が高くツアーに申し込んでしまったので、イライラしていただけなのだけど…。

結局、予定通り返金が行われた。
何だかんだとかなりの金額が返金され、個人的にはフロレアナ島はどうでもよかっただけに、完全なる棚ボタである。

こんな泡銭、すぐ使ってしまおうということで、さっそく翌日、イザベラ島へ行くことにし、1日クルーズを申し込むことにした。
それでも、まだまだお金は余っているので、Tシャツを買ったり、アイスを食べたり。

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昼食。

午後のアクティビティとして、チャールズ・ダーウィン研究所に行く予定になっていたのだが、今日から参加する人の手配に戸惑っていて、いつになるかわからないため、個人で勝手に行くことにした。
その前に、安宿探しなどもしなければならなかったし、なるべく早く町に行きたかったのだ。

安宿にチェックインを追え、研究所へ行くことにした。
研究所は、町からもさほど遠くなく、土産物屋を見ながら歩いているとすぐに到着した。

ただ、丁寧な案内板があるわけでもなく、かなりあっさりと見学が終了してしまった。
ちょっと、物足りないなと思っていると、運良くガイドが登場した。

ガイドについて、再び研究所を一周した。
とくに、ここはガイドがいると、何倍も楽しめる気がした。

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チャールズ・ダーウィン像。

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研究所オフィス。

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いよいよ研究所へ。

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案内がなく、ルートがわかりにくい。

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フェンスに仕切られており、ちょっとがっかり。

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有名なロンサム・ジョージの案内板。

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まったく動かない…。

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ピンタゾウガメの最後の1種だ。

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遊歩道完備だが、遊歩道から亀の飼育スペースまでが遠い。

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昼間訪れたハイランドの方が面白かった。

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ゾウガメは見れるには見れるが、遠い。

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ズームで拡大。

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ここで良かったのは、珍しいリクイグアナを見れたことだ。

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3匹いるはずだったが、2匹しか見つけられず。

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穴の中に隠れていることが多いようだ。

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キオスクも完備。

そんなこんなで、ガラパゴスの3泊4日クルーズ・ツアーが終了した。

想像外のアクシデントなど正直、印象はあまり良くないが、初日と2日目で写真は十分に撮れているので、目的は達成した気もする。

旅行の予定を立てていた段階では、出来れば7泊8日、最低でも4泊5日は行きたいと思っていたが、結果的には3泊4日で十分だったと思う。

正直なところ、ツアーは安かろう悪かろうの内容だった。
そもそも周りの船を見ても、ほとんどが中型船で、小型船はほとんどなく、やはり中型船が無難なように感じた。

もちろん中型船は値段も高くなるのだが、食事の質も上がるようだし、船内も広々している。
上陸も、乗船人数はそこまで多くないため、あまり時間もかからず、スムーズに行われているようだった。

小型船は、とにかく狭い。
晴れていれば、船の上に寝転がっていればいいのだが、雨が降ったときには居場所がなくてどうしようもないくらい。
寝る時も狭い寝室なのに、エアコンすらなく、汗だくになる感じだった。

食事も、今回のガラパゴス・ビジョンは、味はともかく、量はとても少なかった。

そして、水が不足しているからと、シャワーもほとんど浴びることが出来ないといった有様だった。
シュノーケリングなど、海に入るアクティビティが大半を占めている中、シャワーを自由に浴びれないというのはどうかなと思った。

安いクルーズとはいえ、あくまでもガラパゴス・クルーズにしては安いだけで、かなり高額を払っているわけだし。

もちろん、南極クルーズ船を経験してしまっているからこそ、足りない部分ばかりが目立ってしまったというのも事実かもしれない。

でも、もし次回があるなら、間違いなく中型船を選ぶと思う。
中型船ならば、長期クルーズでも快適に過ごせるとも思うし。

ガイドの質も、値段に比例してくると思うし。
今回、初日のガイドは素晴らしかったのだが、2日目以降はガイドが変わり、悪いことはないが、決して良くはなかった。
(トラブル後の協力的な対応は素晴らしかった)

クルーズの値段だが、やはりガラパゴスの現地で選ぶほうが圧倒的に安いようだ。

欧米人は、ガラパゴスでクルーズ探しをする人が多いようだ。
実際、1人はとても安い価格でクルーズに参加していた。

グアヤキルでツアー探しをした時点で、あまりうまくクルーズ探しが出来なかったなと感じていたが、実際その通りだった。

あくまでも結果論だが、船選び、値段交渉など全ての面でいまいちうまくいかなかったなという印象だ。

夜、プエルト・アヨラを歩いていると偶然日本人に出会った。
なんと、彼は、ダーウィン研究所に留学に来ているらしい。
留学生自体は、今の時代腐るほど居るけれど、ダーウィン研究所に留学とははじめて聞いた。
話してみると、なんと日本人初らしい。
「将来有名になったら、ぜひとも連絡を頂戴」
などとバカ話をしつつ、久々の日本語での会話を楽しんだ。

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こんなところにもゾウガメが…。って置物だけど。

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プエルト・アヨラの町並み。

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プエルト・アヨラの町並みその2。

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魚市場。

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続々、動物が集まってくる。

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多すぎ…。

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アシカは、甘えておねだり。