ボゴタから約12時間、メデジンへやって来た。
イピアレスからカリ、カリからボゴダと長距離バスの大幅値引きに成功していたが、ボゴダからメデジンでは、全ての会社が同料金でまったく値引きしてくれず、予想以上の出費となった。
メデジンまでのバス。
さて、このメデジンだが、日本のガイドブックには掲載されていない場所である。
カリもそうなのだが、事前にロンリープラネットをコピーしていたので問題なかった。
一方、メデジンは当初訪れる予定がなく、情報が全くない。
メデジンへ来る前に、慌てて、ボゴダのホステルで、イタリア人から、イタリア版のロンプラを借りて、コピーしてきた。
やはりガイドブックがないと、東西南北すらわからず、相当厳しい。
ただ、持っているのがイタリア語のガイドブックのコピーとは…。
メデジンのバスターミナルはきれいで大きい。
早速、荷物を預けて、町歩きだ。
メデジンは、ボテロの生まれた町で、ボテロの作品を多く展示しているアンティオキア美術館やその前のボテロ広場が最大の見どころだ。
ボテロ広場。
ボテロ広場その2。
ボテロ広場その3。
ボテロ作品その1。
ボテロ作品その2。
ボテロ作品その3。
ボテロ作品その4。
ボテロ作品その5。
ボテロ作品その6。
ボテロ作品その7。
ボテロ作品その8。
ボテロ作品その9。
ボテロ作品その10。
ボテロ作品その11。
ボテロ作品その12。
ボテロ作品その13。
ボテロ作品その14。
ボテロ作品その15。
ボテロ作品その16。
ボテロ作品その17。
ボテロ作品その18。
ボテロ作品その19。
ボテロ作品その20。
ボテロ作品その21。
ボテロ作品その22。
アンティオキア美術館は有料でこそあったが、またも写真撮影可で楽しむことができた。
ただ、ボゴタの美術館で見ていれば十分かなという気も。
アンティオキア美術館。
アンティオキア美術館その2。
かなり近代的なビルもある。
エルミタ・デ・ベラクルス教会。
ラファエル・ウリベ宮殿。
驚いたのは、観光エリアのボテロ広場からわずか100m程度離れると、異常に雰囲気が悪くなることだ。
名所の一つであるカテドラル・メトロポリターナを見に行ったのだが、そこへ行く道がまた凄まじかった。
多くの人が地面に座り込んでおり、目が明らかにイっている…。
おそらく麻薬中毒者なのだろう。
そして、その通りには多くのホテルがあるのだが、入り口前には娼婦がたむろしており、執拗に誘ってくるのである。
コロンビアは、南米でも圧倒的に美人が多いのだが、どうしたの?と言いたくなるような容姿の人ばかりで、これは客引きを必死にしなきゃだめだろうなあと…。
ともあれ、このエリアでカメラを出す気にはなれず、また長居もしたくなく、早々に移動することにした。
カテドラル・メトロポリターナ。
ボリバール広場。
ボテロ広場からわずか100メートル。かなりやばい雰囲気。
メトロ駅から見下ろした風景。
裏路地へ行くと、娼婦や麻薬中毒者が多い。
大通りは平気そうなのだけれど。
かなり混沌とした町だ。
スラムはあちこちに広がっている。
メデジンに来る前に、友人にロープウェイが良かったと聞いていたので、観光案内所で尋ねてみるも、わからないようだ。
しつこく尋ねているうちに、どうやら市民の公共交通手段の一環の、メトロ・ケーブルではないかということがわかった。
メデジンには、ボゴダですら敷設されていない鉄道のメトロというものが走っているが、メトロのバスターミナルのある駅から、セントロと反対方向に2駅のAcevedo駅からロープウェイが出ているというのだ。
早速訪れてみたが、周囲は完全なる大スラム地帯だ。
なんと、このロープウェイは斜面を不法に占拠して建てられたスラムとメトロ駅を結ぶ公共交通機関らしい。
現在でこそ多少落ち着いてきているが、長年メデジンで最危険地区だったスラムの上空をロープウェイは進んでいくのである。
もちろん、落ち着いているとはいえ、強盗・殺人が現在でも起きている地区らしい。
ロープウェイに乗っている限り安全とのことで、素晴らしい景観をメトロの料金を払うだけで見ることができ、大おすすめスポットである。
ただ、訪れた時間が帰宅ラッシュの時間だったため、ロープウェイは大混雑。
外国人旅行者は全くおらず、ちょっとカメラを出しにくい。
さらに、彼らが住んでいるスラムを、大喜びで写真に収めていたら、明らかに良い気はしないだろうし、あまり写真を撮ることはできなかった。
写真を撮れなかったのは残念だったが、スラムを上空から眺めるという珍しい経験をでき、またそれがまさしく絶景であり、大満足だ。
Acevedo駅周辺。
ロープウェイが頻繁に運行されている。
駅周辺からいきなりスラム。
ロープウェイ駅は、メトロと直結。
メトロはきれいなんだけれど。
メトロに沿ってスラムが広がっている。
この周辺の治安はものすごい悪かったというのも納得の雰囲気だ。
ロープウェイとスラム街。
ロープウェイはかなりきれいな作り。
この辺りは、比較的、きれいな建物が多い。
ロープウェイの駅。
駅前。
あまり奥には立ち寄りたくない雰囲気だ。
ロープウェイの窓越しに、スラムを眺める。
この辺りは、メデジン有数の治安の悪い地域だったらしい。
確かに相当大規模なスラム街だった。
ロープウェイのおかげで上空から眺めることができた。
スラムは遠めに見るときれいなんだけど。
拡大すると、こんな感じ。
コロンビアの国民食バンデハ・パイサ。