コロンビア:沈まない泥の温泉・トトゥモ火山

カルタヘナからバスで1時間ほどの場所にあるトトゥモ火山に訪れることにした。

ここは公共の交通機関が通っておらず、ツアーで訪れることになる。

トトゥモ火山は、かなり小さな火山で、火口に泥温泉があり、浸かることができることで有名だ。

泥温泉は2800mとかなり深いらしいのだが、沈むことなく浮くため、不思議な感覚になる。
浮いている間に、マッサージを受けたり、写真を撮ってもらったりと、なかなかに楽しむことができた。

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火山と言いつつ、かなり小さい。

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頂上はドロ温泉。温度は27度とやや低めだ。

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しかし深さはなんと2800メートル。

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でも、沈まないので問題ない。

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大混雑!

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温泉が終わると、ぞろぞろ下りてくる。

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パプアニューギニアの原住民並の泥人間。

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川へ直行。

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頑張って洗い落とす。

今回のトトゥモ火山でコロンビアの旅は終了だ。

コロンビアの良さは、人の良さと多くの人に言われていたが、具体的にどんなものかよくわからなかった。
しかし、実際に訪れてみて、人々の親切さが身にしみた。

例えば、コレクティーボのドライバーが、次の目的地へ行くコレクティーボをわざわざ探してきてくれ、値段交渉をしてくれたりといったことだ。

アジアだとありがちだが、南米ではまずありえなかったため、とても感動した。
南米では、人の親切さでは、ナンバー1だったように思う。

さて、今回で173日に及んだ南米の旅も終わりである。

南米全般に感じたことが、人の写真を撮ることがとても難しいということだ。
もちろん、クスコなどの大観光地では、観光客からのお金目当てのモデルも多くおり、撮ることは可能なのだが、一般人を撮る機会がなかなかないように感じた。

例えば、アジアであれば、歩いているだけで現地の子供が寄ってきて、懐っこくしばらくついて来たりする。
お菓子目当てかもしれないし、もしかしたらお小遣い目的かもしれないが、いずれにせよ悪い雰囲気ではなく、仲良くなりつつ、写真を撮ったりということが可能だった。

一方、南米ではそのようなことは滅多になく、さらにたまに子供が現れるとスリだったりとなかなかに苦労させられた。

そして何より問題だったのが治安である。
治安が悪すぎるが故に、カメラを出して歩くことができず、せっかく撮りたい光景があっても、カメラを出していると、相手が固まってしまうのである。
何度、素晴らしい光景を逃したことか。

やはり、カメラは高価だし、絶対に盗まれたくないので、結局、風景写真ばかり撮ることになってしまった。

ただ、今までアジアの旅ではほとんど撮ることのなかった動物を撮る機会は多くあった。
南極やガラパゴスなど、まるでスポーツ写真を撮りに行ったときのように、大量の枚数を撮り、いくつかはとても満足のいく写真を撮ることができた。

173日というと、通常の間隔だととても長く感じると思うが、ギアナ三国を含めた全ての国を回り、さらに南極、イースター島、ガラパゴス諸島を訪れたとなると、相当な駆け足で巡ったことになる。
ほとんどの町で1泊しかしていないし、そもそも夜行バスで移動し、昼間だけ観光ということも何度も繰り返した。

暇を持て余すのが嫌いで、暇なら日本に帰りたいくらいなので、このような強行スケジュールになったのだが、身体が持ってくれて助かった。

今後も中米と南米とほとんど変わらない文化の国が続く。

ただ、話によると、ここ数年で中米の治安はとてつもなく悪化しているらしい。
場所によっては、南米など問題にならない治安のところも少なくないらしい。

安全には気をつけて、とにかく生き延びることを大前提に、一気にメキシコまで駆け上がろうと思う。