マウント・オーロラ・フェアバンクス・クリークキャンプでは犬ぞりを行えると聞いていたのだが、現在は行われていないらしい。
その代わり、テキサス出身のロックンロール好きのアルバイトのおばちゃんが
「連れて行ってあげる」
ということで、無料で犬ぞり場まで連れて行ってくれた。
ロッジから犬ぞり場まではかなり距離があり、旅行会社にお願いした場合、送迎代だけで1人往復で90ドルくらいとられるのだが、おばちゃんはなんとサービスでいいとのことだ。
久々のお客でさらに年齢が自分の息子と同じらしく、とてもサービスしてくれる。
犬ぞり場に着くと、犬が40匹くらいでお出迎え。
どの犬もすさまじい勢いで泣き叫んでいる。
犬ぞり場の様子。
このテントがオフィスになっており、防寒着も貸してくれる。
犬はおよそ40匹。とてもフレンドリー。
近寄ると、皆走り回って歓迎してくれる。
犬は猫と違って健気。うちの猫なら逃げていくだろうに。
襲われてるわけではありません。。。
どの犬もじゃれついてくる。
早速防寒着に着替え、出発することにする。
犬8匹に引っ張られると、そりは予想以上に早く、自転車並みのスピードが出る。
犬は疲れ知らずで、自ら走りたくてしょうがないというように、マッシャーの方を振り返り、走り続ける。
結局、1時間ほぼ走り通しだった。
予想以上にスリリングで、景色のいい場所を走りぬけ、とても気分爽快であった。
乗っている途中に、写真を撮ろうと少しでも手袋をはずすと、手が痛くて我慢ができないほど寒い。
ちょうど同時期に、カナダからアラスカへ駆け抜ける犬ぞりレースのユーコン・クエストが開催されていたが、長期間のレースなだけにどれほど寒く、辛いものなのか。
走り出す前の犬はテンションMAX。
全部で8匹の犬が引っ張ってくれる。
はやく出発したくてうずうずしているよう。
樹氷を見つつ、雪原を駆け抜ける。
広い雪原を駆け抜ける。
森に突入。
森の中の一本道を駆け抜ける。
少し開けた場所を駆け抜ける。
曲がっていく様子が一番写真に撮りやすい。
もう一度雪原を駆け抜ける。
最後は雪のアーチをくぐり、終了。
疾走する犬と雪のアーチ。
犬ぞりを終えると、犬たちが大歓迎してくれる。
大声でほえて、繋がれている鎖をちぎらんばかりに向かってくるので、一瞬噛まれないかなと不安に感じたが、実際にはどの犬もとてもフレンドリー。
1匹をなでていると、次の犬が
「自分も」
とアピールしてくるので、結局何十匹もなでることに。
右側の犬の顔が真っ白な理由は↓
走り終えて暑く、顔を雪に突っ込んでいるため。
雪がなければ、りりしい顔。
犬ぞり後の風景。
犬小屋で休んでいる犬。
犬小屋で休んでいる犬たち。
こんな素晴らしい犬ぞり場を紹介してくれ、連れて行ってくれたロッジのおばちゃんにとても感謝。
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