治安の悪さと見どころの少なさから、中米をスキップするバックパッカーが多いが、その最大のネックとなっているのがマナグアの悪評である。
特に旅行者が訪れるTICAバス社周辺の治安が悪いらしく、白昼堂々強盗が行われるという脅威の場所でもある。
念には念を入れ、レオンからマナグアへミニバスで移動してきて、即タクシーに乗り換え、TICAバス社に到着した。
バス会社周辺にも多くの宿があったが、翌日の早朝5時発のバスだったため、TICAバスターミナル併設のホテルに宿泊することにした。
シングルだと14ドルで、高速Wifiが利用可能だったので、居心地は悪くなかった。
TICAバスのターミナル。
併設のホテル。
部屋はシンプルだが、清潔。
ホテルにいたネコ。
すごい警戒。
こちらも目線すらくれず。
ホテルにチェックインした後、せっかくなのでマナグアの中心部を見に行くことにした。
タクシーをチャーターし、カテドラルやカテドラル・メトロポリターナなどを見て回った。
マナグアで驚いたことは、中心部にほとんど人がいないことだ。
どこも異常に閑散としている。
難しいのは、のどかなのか、何か原因があり人が少ないのかがわからないことだ。
ただ、少なくともカテドラル周辺に関しては、のどかなようにも感じた。
共和国広場。
カテドラル廃墟。中には入れない。
国立宮殿(国立博物館)。
マナグアの中心。
ニカラグアの国旗と広場。
ルベン・ダリオ像。
ルベン・ダリオ劇場。
ドライバーおすすめのマナグア湖畔へ。
水銀垂れ流しで汚い湖らしい。
湖畔はちょっとしたテーマパークのようになっていた。
しかし、活気はゼロ。
入場料まで払ったのに、イマイチだった。
マナグアはこれでも名所なのかも。
カテドラル・メトロポリターナ。
内部はかなり大きい。
キリストの絵。
祈りをささげる。
教会内中央。
さて、ホテルに戻った後、手ぶらで少しだけTICAバス社周辺を歩いてみた。
バックパックなどを持っていたら、即襲われるということだったが、そもそも人がほとんどいないのである。
どこから強盗が現れるのかが不思議だった。
が、多くの被害者がいるわけで、どこかに潜んでいるのだと思う。
おそらく、これほど危険と言われているのに、多くの被害者がいるのは、一見すると危険に感じないためではないかと思う。
他の地域だと、治安の悪い地区に入ると、長期旅行者ほど嫌な空気を感じ取れるものだ。
一方、この地域は、人の少なさもあり、あまり治安の悪さを感じないのである。
ガイドブックの特記がなければ、さらに多くの人が被害にあってしまうのではないだろうか。
悪名高いTICAバス周辺の治安。
この辺りも危険地帯らしい。