コパン・ルイナスへ、サン・ペドロ・スーラを経由し、移動してきた。
Hedman Alasは、値段こそ高いものの、快適だった。
荷物などの管理もまるで空港での扱いのようで、乗り換えの時などは勝手に行ってくれる。
時間にも正確で、遅れることなく、コパン・ルイナスへ到着した。
テグシガルパのHedman Alasターミナル。
サン・ペドロ・スーラのHedman Alasターミナル。
Hedman Alasのバス。
コパン・ルイナスの広場。
広場に面した教会。
夜も安心して出歩ける。
屋台も出る。
観光地っぽい雰囲気。
コパン・ルイナスを訪れた最大の目的は、コパン遺跡を見学することだ。
コパン遺跡は、マヤ文明を代表する遺跡の一つで、規模はもちろん、壮麗な装飾も魅力らしい。
町から歩いて15分ほど、コパン遺跡の入り口に到着した。
コパン遺跡は、日本のJICAなどが発掘に大きく貢献しており、日本の碑もあった。
さすがに日本が手伝っただけあり、公衆トイレなどもとてもきれいだ。
入場料は、2012年3月の時点で15ドルで、トンネルなどに入りたければ別料金と、かなり高めの設定だ。
内部はかなり規模が大きく、ピラミッドの上り下りが多いため、意外に疲れる。
想像よりもだいぶ見学時間がかかった。
今回訪れたコパン遺跡が、マヤ文明の遺跡で最初に訪れた遺跡となった。
今後、ティカルやチェチェン・イツァーなど、続々と訪れる予定なので、マヤ文明の遺跡に興味を持てるかの大事な第一歩である。
が、本音をいえば、壮麗な装飾が売りなわりには、装飾はたいしたことがなかったなという印象だ。
仏教やヒンズー教の、素晴らしいレリーフを多く見てきてしまっただけに、お粗末にすら感じてしまう。
まあ、コパン遺跡は訪れることができて満足だ。
期待が高すぎたが故に、期待にこそ及ばなかったが、決してしょぼいということはなかった。
コパン遺跡へ向かう途中にも石碑がある。
遺跡の入場口。
JICAの支援がされているので、日本語の看板もある。
スペイン語。
英語。
遺跡全体像。
いかにも日本が作ったっぽい遊歩道。
トイレも立派。さすが日本。
コンゴウインコが餌付けされている。
野性のような雰囲気で見ることができる。
ケツァールを見て以来、鳥に興味が出てきた。
まあ、本当に有名な鳥だけだけど。
色鮮やか。ケツァールよりきれいな気も。
遺跡見学開始。
彫刻の繊細さが売りの遺跡らしい。
確かになかなかの繊細さ。
彫刻がなんとなくおどろおどろしい雰囲気。
保護のための屋根だけど、少し情緒にかけるかも。
写真で撮ると、影の部分と日差しの部分で光の加減が難しい。
中南米にしては彫刻はすごいが、アジアならどこにでもある気が。
コパンの石碑。
晴れたり、雨が降ったり、天気の移り変わりが激しい。
球戯場など。
コパン遺跡。
祭壇。
コパン遺跡の彫刻。
観光客は想像より少ない。
スコールが降り始めた。
コパン遺跡その2。
グラン・プラザからアクロポリス方面を眺める。
点在する石碑。
かつての壮大な神殿を思い起こさせる眺め。
アクロポリス。
神聖文字の階段。
ここが一番印象深かった。
アクロポリスのピラミッド。
カンボジアのアンコールをイメージさせる彫刻。
不思議な彫刻。
日差しがあるときの方がきれいだ。
雰囲気の良い木。
これはひどい…。筋肉マン…。
かつてはこんなに色鮮やかだったらしい。
現在の眺め。
風化が激しい。
アクロポリスの頂上。
長い年月を経たせいか、遺跡から木が出ている。
神聖文字の階段を上から眺める。
アクロポリス周辺は壮大なピラミッドが残る。
彫刻も。
説明が少ないのがちょっと残念だ。
彫刻が中東独特。髑髏みたいなものが多い…。
さすが、生贄文明…。
東広場。
ガイドの説明付きで周る方が理解度は確実に高そう。
東広場の彫刻。
東広場の彫刻その2。
東広場の彫刻その3。
ここの地下道は別料金。入らず。
遺跡見学も佳境に。
奥まった場所は人がいなくて雰囲気が良い。
崩壊具合もなかなかだ。
東広場の南側。
西広場に面した大きな神殿と祭壇。
この彫刻はなかなか。
かつては生贄の儀式が行われていたのかも。
西広場周辺には大きなピラミッドが多い。
墓地方面にも遺跡が点在している。
だいぶ崩壊している。
墓地。
他に観光客が全くいない。
台座?
ピラミッド内部。
外観。
ただ、今後訪れる予定だったキリグア遺跡は行くのをやめることにした。
コパンは遺跡の規模などもかなり賞賛されており、それに対して、大感動というわけではなかった。
おそらく、酷評されているキリグア遺跡を訪れても楽しめないと考えたためだ。
それであれば、少し休息も兼ねて一つの町に滞在しようかと思う。