中国:成都 ~旅人の雰囲気を満喫~

楽山大仏&峨眉山の観光を終え、再び成都へ戻ってきた。
散歩がてら、宿の近くのスーパーに入ってみる。
コアラのマーチの中国版など売っており、日本と変らない品数の多さに満足し買い物を楽しむことができた。
中国ではカットフルーツもよく売られているが、黄疸を道端で吐いている人も多く、肝炎が怖く積極的に買う気がしない。
すごく発展しているが、衛生面ではまだまだといった印象である。

ゲストハウスに戻り、ぐたぐたしていると突然話しかけられた。
「ここに泊まっている日本人の誕生日を祝うから同席しませんか?」
とのことである。
話しかけてきた人もこのゲストハウスに泊まっている日本人だった。
よく日に焼けて、くたびれた服を着ており、旅のベテランのようだ。
興味が湧き、喜んで参加させてもらうことに。
誕生会には、日本人5人に韓国人1人が参加していた。
いろいろな果物の組み合わせに酒や料理などかなり豪華なメニューが次々と運ばれてきて驚いてしまった。
ここに宿泊している人は、かなりいろいろな地域を巡っている人が多く、話が面白い。
途中、話の中で中国の秘境の話になった。
その秘境へのアクセスの話などになったのだが、当然この会に誘ってくれた人が立ち上がり、
「俺、今からそこに行くよ。時間がないから今すぐ宿を発つ」
と言い出した。
どうやら情報集めがうまくいかず、断念しかかっていたらしい。
もう既に夜の9時過ぎである。
驚いたが、既に決心したらしく慌しく宿を出て行ってしまった。
その後もしばらくその会は続き10時頃お開きとなった。
お金を清算しようとするともう既に払ってあるとのこと。
どうやら先ほど発った彼が全員分払ってくれたらしい。
旅を一期一会と割り切っている彼らの行動や潔さに驚きつつも、旅人というものと触れ合え、旅のおもしろさを実感することができた。
日本にいてはこんな出会いはありえないだろう。
旅にはまってしまいそうである。

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