アンティグアから、グアテマラ最大の見どころといっても過言ではないティカル遺跡観光の拠点の町フローレスに移動することにした。
フローレスへは、グアテマラ・シティから夜行バスが出ているのだが、治安がとても悪いと言われているグアテマラ・シティに、夜に自力で行くのは不安だったため、シャトルバスを利用することにした。
シャトルバスは、アンティグアを18時頃出発し、グアテマラ・シティのフローレス行きバスターミナルに移動した。
その後は、シャトルバスではなく、21時頃発の夜行バスに乗り、各自移動するというものだった。
これであれば、不安は全くない。
シャトルバスから見た夜のグアテマラ・シティは想像以上だった。
人が歩いていない。
全く人影が見当たらないエリアがほとんどで完全にゴーストタウンなのである。
地元の人ですら全く外を歩いていない町というのはなかなかに珍しく、それほど治安が悪化しているのだろうかと驚いた。
グアテマラ・シティのバスターミナル。
周囲は真っ暗。
完全にゴーストタウン。
人気があるのは、バスターミナル周辺のみ。恐ろしや、グアテマラ。
南米のバスのような快適さはなかったが、フローレスには時間通りに到着した。
実際には、バスターミナルは、フローレスではなく、サンタ・エレナ地区という場所にあり、サンタ・エレナに到着するのだが、そこから歩いてもフローレス島はすぐである。
到着日に、そのままティカル遺跡を観光すべく、早朝から旅行会社を巡り、手配を済ませた。
フローレス自体には見どころはなく、旅行会社が集まった完全にツーリスト向けの島という印象だった。
この島での一番の目当ては、元青年海外協力隊員が営んでいるという「すいか」という日本食レストランだが、なんとずっと前に閉店していたらしい。
地球の歩き方最新版にも堂々と載っているのだが、あのガイドブックは何のために、新装版を出しているのだろうか…。
情報を都度更新せずに、ずっと、昔の情報を載せ続けるのなら、新装版なんて発行しなくても良いのに…。
フローレス島。
旅行会社とホテルが立ち並ぶ。
平和な雰囲気だ。
外国人向けのレストランが多い。
ややリゾート感を出しているホテルも多い。微妙だけど。
教会。
中央公園。