中国:成都 ~中国のヨーカードに感激!~

しばらく成都に滞在して感じたのだが、中国の交通事情はすさまじく悪い。
交通ルールが存在しないのかと思うほどひどく、ルールが守られていないが故に大渋滞になってしまっていることも多い。
当然、軽い事故は日常茶飯事らしいのだが、大きな事故を見かけることもあった。
その一つが、三輪タクシーの事故だ。
バスに乗っていると人が群がっている箇所があり、何かなと思い見てみると、頭から血を流した人が倒れていた。
近くにぼろぼろになった三輪タクシーがひっくり返っている。
横にはバイクが置かれており、衝突したようだ。
周りの人はただ見ているだけで、群がっているだけだった。
驚異的な発展を続ける中国だが、社会基盤はまだまだ先進国には程遠いと実感した。

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成都駅。

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毛沢東像。

成都の繁華街を歩いているとイトーヨーカドーを発見した。
入ってみると、店員が「いらっしゃいませ」と頭を下げている!
さらに、ものを買ってもレジでしっかりとお礼を言われる。
日本でなら「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」なんて言われても、当然としか感じない。
しかし、ここ中国に来てからは社会主義を実感させられることが多かった。
スーパーでものを買った際、お釣りが間違っていたので伝えたところお釣りを投げ返されたこともあった。
ものを買うときに小銭がなければ舌打ちされるなんてことは日常茶飯事だった。
日本では当たり前のことをしているだけで、感動してもらえる中国人はある意味幸運な気もする。

 

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成都のヨーカドー。反日デモのたびに破壊されるので、日本のテレビに映ることもしばしば…。

 

中国にきて多くのカルチャーショックを受けたが、その中でも特に、
・誰もが(女の人も!)ところ構わず「カーッ、ペッ」と痰を吐く・・・
・きれいな若い女の人が腕を上げたとき腋毛がボーボーだったりする・・・
・きれいな若い女の人なのに道端で手鼻をかんでいる・・・
ということが印象に残った。
チャン・ツィーなど見ていてそんなイメージはまったくないけれど、普段は似たようなものなんだろうか…。

四川省を旅してみて、非常にハードだったが、一方で、急速な発展を続ける国民の生活から溢れ出るエネルギーを実感することもでき、興味深く過ごすことができた。
成都では、家に風呂がないためか外に簡易プールを置き、風呂に入っていたりもするのだが、それを利用して洗濯もしているらしく、歩いていると頭上から(高層マンションの上から)水が大量に降ってくることもあった。
はじめは驚いたけれど、街角面白珍百景めぐりもなかなかおもしろいものである。

日本であれば、価値観や文化、生活のレベルがまったく違う人間がいても、少なくとも外見上は親切にするであろう。
しかし、中国では違った。
これは旅をする上では厳しいことではあるが、悪いことではない気もする。
中国人はどこに行っても中国語で貫くし、マナーすら中国風で貫く。
食べ物もどの国へ行っても中華料理というものは存在するし、チャイナタウンも多くの国に存在している。
彼らのどこまでも自分を貫く姿勢。これは嫌いではない。

そうそう、後で知ったことだがこのときサッカーのアジアカップ決勝が昆明(?)で行われており、日本VS中国のカードだったため、外務省は外出を控えるように発表していたらしい。
そんな雰囲気は微塵も感じなかったけれど。

さて、次はいよいよ、憧れのチベットである。

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