チベット:ラサ ~チベットの雰囲気を満喫~

朝、目が覚めるも高山病と思われる症状はなく一安心する。

まずは、ポタラ宮に行ってみることにする。
ポタラ宮に向かう途中にバルコルという市場を通りかかったため見てみることにする。
バルコルは活気に溢れ、とてもおもしろい。
歩いていると、マニ車を見つけ冷やかし半分に値切ってみることにした。
はじめ50元ということだったが、適当な値段を言っていると、どんどん値段が下がっていく。
結局、20元と予想以上に値段が下がったため、買うことに。
はじめからこんなに下がるとわかっていたらもっと値切れたかもしれなく、少し残念だ。
それにしても値切る感じがとても面白い。
相手も気分良く、値切りに応じてくれる。
まるでアラブのようである。
まだまだ魅力的なものも多かったし、また来ようと考えながらポタラ宮に向かうことにする。
チベットは汚く、臭く、全然おもしろくないと言う人がいたがとんでもない。
こんなにおもしろい場所があるのかというほど素晴らしい。

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バルコルの様子。巡礼者と町並みが絶妙にマッチしている。

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活気に溢れ、町歩きが面白い。

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巡礼者も多く歩いている。

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巡礼者その2。

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巡礼者その3。

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ちょっとした屋台もある。ただ、チベットの衛生面はだいぶ微妙。

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五体投地のパーフォーマンスをする子供。

ポタラ宮は空港からラサに来るバスの中からも見ていたがやはりすごい。
映画で見ていた(それはレプリカだけど)が、実際に近くに来ても想像を下回ることのない荘厳な雰囲気に嫌が応にもテンションが上がる。
ここは7世紀にソンツェン・ガンポが築いた宮殿を補完する形で拡大していき、現在の規模になったといわれており、垂直のベルサイユと例えられることも多い。
宗教行事を行う紅宮と、政治行事を行う白宮を中心に構成されており、1959年にダライ・ラマがインドに亡命するまで、常にチベットの歴史の中心にあった建物だ。
現在は、博物館として一般人にも開放されている。

成都の宿で、
「ポタラ宮に入るには整理券が必要で朝早くから並ばなければならない、場合によっては前日以前に整理券を手に入れておかなければ入れない。」
という情報を得ていたためどの程度混んでいるのかをチェックすることにする。
やはりそれなりに並んではいるが予想よりはたいしたことがない。
とりあえず整理券だけは手に入れてしまおうと考え、並ぶことにする。
しばらく並んでいると山下さんという人に話しかけられる。
有給を取得し、チベットに来たとのことだ。
しばらく話をしていると、昨日飛行機で隣の席だった人に話しかけられる。
彼女はガイドを雇っているのだが、
「全員分の整理券を貰ってあげようか。」
とのことだ。
せっかくなので、お言葉に甘えさせてもらうことにする。
どうやら1枚の整理券を貰うと、何人でも入場できるようだ。
彼女は吉岡さんという名前であり、会社の休暇を利用してきたとのことだ。
本日はポタラ宮の見学はできないということで明日11時に集合して見に行くことにする。

せっかく日本人で知り合ったのでご飯でも食べようかということになり、ポタラ宮の近くの茶館に入ることにする。
チベット名物のモモ(チベット餃子)を頼んでみる。
チベット料理はものすごいまずいと聞いていたが、四川料理よりあっさりしており食べやすい。
チベットといえば、バター茶ということで頼んでみる。
バター茶は吐きそうになるほどまずいと言う悪名高きお茶だが、ものすごい濃いミルクティーといった感じだった。
決してお代わりをしたいほどではないが、どうしても飲めないというほどではなかった。

話をしているうちに、皆でランクルをチャーターしてナムツォに行かないかと誘われる。
噂では、ナムツォと同じくらい有名なヤムドク湖は大雨の影響で閉鎖されている(ネパールに行く際には通常はここを経由するらしい)ということだったので、せっかくなので行ってみようかなと考える。
まずは吉岡さんのガイドに値段を聞いてみるが、ガイドブックと値段とかけ離れた信じられない金額を言ってくる。
この値段じゃ無理だということで、ポタラの辺りにいたガイドに値段を聞くとガイドブックどおりの値段を言われる。
どうやらはじめに高い値段を言ってきたガイドは漢民族で、次に妥当な値段を教えてくれたガイドはチベット族らしい。
チベット族は当然漢民族のことが大嫌いで金儲けばかりしてと非難しているし、漢民族としては自分たちのおかげで発展しているのにと考え、かなり仲が悪いようだ。
複雑な事情である。
とはいえ、事情は我々には関係ないので、安い方でランクルをチャーターすることにする。

そうこうしているうちに16時頃になり、彼らとは別れ、ジョカン寺に行くことにする。ジョカンは入場料が70元とかなり高いのだが、情報ノートを読んだところ17時以降には無料では入れることがあると書かれていた。
17時以降になり、思い切って正面突破を図ったところ難なく通過できた。
70元とはチベットでは大金であり、お金が浮いて非常にラッキーだ。
ジョカンでは多くの巡礼者がマニ車を備えた回廊をコルラしている様子を見ることができ、チベットを満喫することができた。
一方、巡礼者の振りをして写真を撮らせてきてお金を要求するというありがちな行動をしてくるおばちゃんも一人や二人でなく、少しめんどくさくなってしまった。
神聖な場所でもお構いなしらしい。
ジョカンでは棒で床を突く工事をしながら歌を歌っているチベット伝統の工事法の様子も見ることができ、屋上からはポタラ宮の絶景を眺めることができ、非常に満足できた。

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ジョカン寺全景。

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巡礼者が絶えないジョカン寺。

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ジョカンに向かって五体投地する巡礼者。

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バター灯置き場。

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ジョカン内部の様子。

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ジョカン内部の様子その2。

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ジョカン内部の様子その3。

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チベット伝統の工事法。

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写真を撮ってくれと頼んできた巡礼者。

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なんだかおかしいなと思ったらお金を請求された…。

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ジョカンに向かって祈る巡礼者。

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ジョカンに向かって祈る巡礼者その2-1。

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ジョカンに向かって祈る巡礼者その2-2。

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ジョカンの僧。

観光を終え、ぶらぶらしていたのだが、チベットでは夜8時頃になってもまだ日が沈まない。
9時頃になってようやく暗くなりはじめる感じである。
そういえば今朝も8時頃になってようやく明るくなってきた気がする。
考えてみれば、北京時間を利用しているにも関わらず、もうほとんどネパールに近い場所なのだから当たり前かもしれない。
それと一つ、こちらに来て始めてコンタクトのボトルを開けると噴水のように大量の液が噴出してきた。
高地に来ているのだなと実感できた。

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