朝、日が昇る前から外が騒がしく眼が覚めてしまう。
やることもないのでなんとなくポタラ宮を見に行くことにする。
チベットでは今の時期は朝のうちは雲が多く、日が昇るにつれて雲が少なくなるようだ。
日の出前のポタラ宮。雲もまた、荘厳な雰囲気を演出している。
グタグタしているうちに約束の11時になりポタラ宮を見学しに行く。
ここは観光客に対する入場料が100元と破格に高い。
チベット仏教徒は無料では入れるので、バックパッカーによっては必死に真似をして紛れ込もうとするようだ。
紛れ込むのも面白そうだなと思ったが、服など用意するのが難しいので100元を払って入場する。
ポタラはすべての場所が観光客に開放されているわけではないようだが、中も素晴らしく興味深く見学することができた。
特に、ポタラから見下ろすラサの町並みは壮観だった。
ポタラには多くの僧がおり、至るところでお祈りをしている。
やはりチベットで一番重要な建物だし、ここにいる僧はかなり位が高いのかと想像できるのだが、位が高くてもチベット人は所詮チベット人らしく、すごいインチキっぽくおもしろかった。
ポタラの中で金のお守りを売っており、購入した。
吉岡さんのガイドが、「せっかくだからお祈りをしてもらいましょう」ということで近くにいた僧に頼んでくれたのだが、全然お祈りをはじめようとせずガイド(女の人)の手を握り続けている。
ただのスケベじじいである。
さんざん手を握った挙句、お祈りは3秒くらいで終わってしまった。
ダライ・ラマもこんなもんなのだろうか…。
ポタラの観光を終える。
ポタラは出口付近から見上げるとまた素晴らしいので機会があれば試して欲しい。
チベット世界の中心・ポタラ宮。
どの角度から見ても美しい世界最大級の建築物。
薬王山から見たポタラ宮。
出口付近から見たポタラ宮。
門の中の出口付近の様子。
正面から見たポタラ宮。
ジョカン屋上から見たポタラ宮。
宗教的空間の紅宮と政治的空間の白宮からなる。
ポタラ宮入り口の石碑。
ポタラ宮中庭の様子。
ポタラ宮からの市街の眺め。
ポタラ宮に祈る巡礼者。
ポタラ宮に五体投地する巡礼者。
ポタラ宮に五体投地する巡礼者その3。
チベットにもスーパーマーケットがあることがわかり、入ってみる。
中国のカップラーメンの味を試してみたくなり、いくつか買い込んでみる。
結果は、残念ながらおいしくないものがほとんどだった。
唯一、今麦朗がマシだったような。
コメント