チベット:ラサ ~いよいよショトン祭の開催~

本日は、いよいよショトン祭の開催日である。
祭り自体は1週間ほど続くようだが、初日はデプン寺とセラ寺での大タンカ開帳と一番の見所がある日だ。
ショトン祭とはチベット最大の祭りで、別名ヨーグルト祭りとも呼ばれている。
僧侶達が、夏の一定期間、経堂に籠もって修行を行い、解禁日に村人たちがヨーグルトを施し、出迎えをしたのが起源らしい。

祭りはまずデプン寺の大タンカ開帳からはじまる。
タンカの開帳は朝早く、またものすごい人出になるとのことで、夜明け前からデプン寺に向かうことにする。
早朝5時前から、有名ゲストハウスの前では観光客目当てのバスが何台も待っており、やや割り増しではあるが、バスでデプン寺に向かうことができる。
デプン寺に着いても寺の中に入るわけではなく、デプンの側面に沿った岩山から見ることとなる。
ただ寺もしっかりしていて、大きい祭りでも、また早朝にも関わらず、しっかりと拝観料を請求してくる。
しかし、つい先日払ったのに、またも高額な拝観料を払いたくなかったのでどさくさにまぎれて前日のチケットを見せたところ、夜で確認が難しかったためかうまく紛れ込むことができた。
どこからが一番のタンカのビューポイントなのかはわからないので、とりあえず周りの人について歩くことにする。
しかし、チベットの夜は真っ暗であり、岩もごろごろ転がっており、激しい地形のためかなり危険である。
懐中電灯の明かりを頼りにしながら多くの人が集まっている場所にやっとのこと辿り着くことができた。
ここでタンカ開帳まで待つことにする。
夏とはいえ、ここはチベット。かなり寒く、待っているのが辛い。
しばらくすると、辺りがぼんやりと明るくなってきた。
周囲を見渡すと、ここがチベットか?と疑問に感じるほど、たくさんの人が集まっている。
かなり待ち、ようやく8時頃になって、祭りが開始された。
祭りではあらかじめ用意してあったタンカ台にタンカを引き上げることからはじまった。
タンカを引き上げながら、僧侶が上からお経が書かれた白い布を次々と落としていく。
タンカを完全に開帳し終わった後、チベット仏教の位の高いと思われる僧侶が現れ、チベット人が続々と集まり、お祈りをしてもらっていた。
タンカを開いている様子に興味がなければ、昼頃に行ってもタンカ自体は問題なく見ることができたらしく、さらに寒くもなくて快適だったとのことだった。

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タンカ開帳を待つ人々。

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徐々にタンカ全景が見えてきた。

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上からお経を書いた布を落としているのだとか。

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タンカ開帳間近。

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固唾を呑んで、タンカ開帳を見守る人々。

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デプン寺のタンカ。

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セラ寺に比べてもかなり大規模。

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こんな岩道を夜明け前に歩いていく必要がある。

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列に並ぶ巡礼者。

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列に並ぶ巡礼者その2。

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列に並ぶ巡礼者その3。

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列に並ぶ巡礼者その4。

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祈る巡礼者。

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祈る巡礼者その2。

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険しい道を歩く巡礼者。

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ピクニックがてら訪れている巡礼者も。

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お弁当を食べつつ、タンカ見学。

 

しばらく見学した後に、セラ寺のタンカを見に行くことにする。
バスでデプンからセラまでダイレクトに行くことができた。
前回成功したので、裏口から紛れ込もうとするも今回は裏口も入り口として使われており、巡礼者以外は入れないとのことだった。
仕方なくチケットを購入することにする。
ここで、日本人と思われる人物に出会った。
どうやら裏口から紛れ込もうとして見つかり、「チケットを買え」と言われたのに対し文句を言っているようだ。
なぜか怒鳴り散らしている。
ちょっと、同じ日本人として恥ずかしかった。
まあ、自分もごまかして入ろうとしたわけなんだけど…。
セラ寺のタンカはデプン寺のものより小さかったが、それなりにきれいであった。
ただ、混んでいるし、長い間見ていても仕方がないので戻ることにする。

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セラ寺のタンカが見えてくる。

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寺院側から見たタンカ。

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寺院側から見たタンカ拡大。

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セラ寺のタンカ。

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セラ寺帰路。チベットらしからぬ人の行列。

ノルブリンカでチベット・オペラの公演が行われるということで行ってみることにした。
チケットは昨日使ったのがあったので、それで見れないか駄目元で聞いてみるが、また新しいのを購入しなければならないとのことだった。
チベットにいながらにして、一つ見学する毎に900円くらいずつ入場料がかかるのは非常に痛く、また早朝から行動して疲れていたので見学を断念することにする。

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ノルブリンカ入り口も出店などで、祭りの雰囲気がある。

さて、明日はいよいよネパールに向けて出発である。

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