チベット:ネパールへの道 ~シガツェ~

ショトン祭も終わりネパールへと向かうことにする。

ラサに来てからすぐにネパールへのランクルチャーターの情報収集をし、既にランクルは手配済みである。
ツアーメイトであるが、スノーランド、ヤク、バナクショーなど有名どころのホテルの掲示板にチャーター仲間募集の案内を出した結果、うまく集まってくれた。
ランクル1台で、ドライバー+日本人5人の計6人乗る予定だ。
ちょっと多い気もするが、1人は荷台に乗れば良いし問題ない。
ランクル仲間は、英語ペラペラ+書道師範+手話もできるというすごい特殊能力を持っている一方計算もできないし一般常識からかけ離れているコメントを連発する座敷わらしのような女子学生や、好青年そうな男子学生、それに休暇を取って旅に出ている風俗大好きなおじさんなどかなり濃いメンバーが集まった。
チベットでは、トヨタ・ランドクルーザーと言いつつ、エンジンは北京ジープだったりするらしく、気をつけたほうがいいとのアドバイスをもらったが、いかんせんエンジンなんて見ても差がわからない。
その点は運に任せるしかない。

ネパールへと抜ける道には様々な観光名所があり、寄り道に期待ができる。

まず、初日はギャンツェまで向かうことにした。
ギャンツェまでは、本来ならばヤムドク湖経由で行くのが一般的なのだが、今年は異常気象で洪水が起こり、道がなくなってしまっているらしく、そのルートは不可能とのことだった。
仕方なく、シガツェ経由でギャンツェまで初日のうちに行ってしまおうと考えた。
ガイドブックなどを見る限り、シガツェまでは、およそ6時間ほどで行くことができ、道路も舗装されているとのことだ。
朝6時頃出発し、昼頃シガツェに到着。
そこから2時間もあればギャンツェに着くはずで、余裕を見ても、15時頃には着くのではないかと考えていた。

出発してしばらくは景色を楽しみながら進んでいった。
ただ、シガツェに向かう途中の道は、すべて舗装されているとガイドブックに書かれているにも関わらず、全く舗装された道が現われない。
それどころかかなり急な崖の横を通り抜け続けており、真下には落ちたランクルが転がっていたりする。
そのためか、ランクルドライバーの運転も驚くほど遅く、こんなペースで本当に昼にシガツェに辿り着くのかと不安になる。
不安は的中し、昼にはシガツェに到着せず。
どうやら、シガツェへ向かう正規ルートも大雨により道が壊れてしまい、裏道しか残っていないらしい。
結局、シガツェには17時過ぎに到着し、今日はギャンツェに行くのは諦めることにする。

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ここで昼食。まさかここに食堂があるなんて。

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景色はどこも素晴らしい。

時間がかかりすぎ、今日寄るはずだった寺院もキャンセル。
チベットでのランクルチャーターはトラブルが多発するとのことであったが、まさにその通りで、契約書があっても英語が読めないの一点張りである。
シガツェでの宿も、情報ノートで評判が良かった安い宿に向かおうとするも、
「今は営業してない」
の一点張りだ。
さらに、夜、ドライバーが宿の従業員からマージンをもらっている場面を目撃する。
まあ、チベットはこういうものなのだろう。
これも文化だということで、いちいち怒っていてもつまらないので納得することにする。

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