タイのバンコクへやってきた。
カトマンズからバンコクへは、ロイヤル・ネパール航空を利用したのだが、かなり揺れ、到着時には拍手が起こるほどであった。
入国手続きを済ませ、ドン・ムアン空港の外に出ると、南国特有のムッとした熱く湿った空気に包まれた。
南国に来たのだなと実感でき、不快感は感じず、むしろ心地よいくらいである。
まずは、安宿など何でも集まっているというカオサン・ロードに行ってみることにする。
空港のインフォメーションで訪ねると、エアポート・バスでカオサンまで行くことができるとのことだ。
バスのチケット売り場でチケットを購入する。
チケットを売ってくれる人のサービスが日本のようによかったことに感激しつつ、全ての設備がチベットやネパールに比べ、圧倒的に洗練されていることに気づく。
人々の応対も良く、さすが微笑みの国である。
到着ロビーの両替所や旅行会社。
空港の様子。
エアポート・バスのチケット売り場。
空港からカオサンに来る間の景色は、まさに大都会だった。
大渋滞の状況など東京を超えているのではないかとも感じるほどだ。
途中、深田恭子や浜崎あゆみなど日本の芸能人の看板も見ることができ、まるで日本に戻ってきたかのような感覚に陥った。
また、セブンイレブンやファミリー・マートが数多くあり、久々の大都会に嫌がおうにもテンションが上がってくる。
およそ1時間でカオサンに到着した。
宿の目当てなどなかったので、ガイドブックで安宿を探し、チェックインをする。
今回はCH2という宿に泊まることにした。
ガイドブック曰く日本人が多いとのことだが、確かに入り口に日本人がたむろしていた。
チェックインした後、早速カオサンを歩いてみる。
昼間から多くの露店で賑わっており、活気がある。
焼きそば、焼き鳥、クレープなどの食べ物から始まり、スイカ、パイナップルなどの果物、さらにはTシャツなども売っている。
バックパックも大量に、それも日本では考えられないほど安く売っている。
後で聞いたところ、バックパックのほとんどが偽物であり、壊れている可能性も高いらしいのだが、自己責任で探せばいいものも見つかるらしい。
また、ネットカフェや写真屋(フィルムもネガであれば高品質で安く現像してもらえる)など、生活に必要なものはすべてそろっている。
そして、カオサンにはマクドナルドにバーガーキング、ケンタッキーとファーストフード店まである。
チベット、ネパールから来たので、とにかくそのようなジャンクフードに飢えており、またもテンションが上がってくる。
書くことがありすぎて、書ききれないほどに充実したところである。
それにしても、外国人比率が高い。
日本人に欧米人、韓国人、そして地元のタイ人などさまざまな国籍の人で溢れており、まさに無国籍な町だ。
たしかに、これほど多くの店があり、食べ物も充実しているのならば旅行者も集まるはずである。
バックパッカーの聖地と言われる所以がわかったような気がした。
インターネットをして、フラフラしていると日が暮れてきた。
20時頃になって、もう一度町を歩くと、屋外テラスでビールを飲んでいる欧米人やクラブの客引きなどで賑わい、昼間よりもさらに活気に溢れている。
タイ風焼きそばのパッタイなどを食べながら歩く。
食べ物もまた絶品であり、とにかく楽しく、気分が良い。
常に大賑わいのカオサン。
バックパッカーが多く集まる。
夕方以降はますます活気付く。
夕暮れ時のカオサン。
夕暮れ時のカオサンその2。
夜のカオサン。2時くらいまで活気がある。
夜のカオサンその2。
夜のカオサンその3。
客引きをするトゥクトゥク。
バーなども多くある。
少数民族の土産売り。
カオサン周辺は屋台も豊富。
外国人向けの品も多いが、ちょっと高め。
パッタイと春巻き屋はどこにでもある。
果物屋台もどこにでもある。
20バーツでそれなりのラーメンまで食べられる。
タイ、とても期待が持てそうな国だ。
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