カンボジア:アンコール・ワット遺跡群~バンテアイ・スレイ、ベンメリア

アンコール遺跡群観光2日目、バンテアイ・スレイと外回りコースを巡るべく、朝ゆっくり起きて観光開始する。

まずは、バンテアイ・スレイに向かう。
シェムリアップから1時間ちょっと、距離は40kmほど走り、遺跡に到着した。
少し距離は長かったが、道も舗装されており、バイタクでもさほど苦にはならなかった。
ただ、遺跡に到着した時間が少し遅くなってしまったためか、団体ツアー客でごった返しており、見学どころではない。
ここは元々規模は大きくはないが、「東洋のモナリザ」と言われる美しいレリーフで有名な遺跡である。
しばらく、待ってみたが団体が引く気配は全くなく、見学もそこそこに断念することにする。

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バンテアイ・スレイ全景。

 

 

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人がひっきりなしに訪れ、さらに規模も大きくないため、遺跡の情緒はまったく感じられず。


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バンテアイ・スレイはレリーフでも有名。

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バンテイアイ・スレイのレリーフ。

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バンテイアイ・スレイのレリーフその2。

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バンテイアイ・スレイのレリーフその3。

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バンテイアイ・スレイのレリーフその4。

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バンテイアイ・スレイのレリーフその5。

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東洋のモナリザ。

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こちらも美しいデバター像。

外回りコースの見学に行こうとすると、バイタク・ドライバーのキムさんがベンメリアに絶対行くべきだと薦めてくる。
しかし、元々ベンメリアに行く予定はなく、距離も伸びるためバイタクチャーター料も大きく変わってきてしまう。
結局、10US$プラスするということで納得し、ベンメリアまで行くことにする。
ベンメリアは、アンコール・ワットに来る前に友人から行ったほうがいいと聞いており、気になっていた遺跡の一つだ。

ベンメリアは、バンテアイ・スレイよりさらに40kmほど進んだ場所にある。
なぜはじめから行く予定に入れていなかったかというと、まず道が舗装されておらず、バイタクでは厳しいという話を聞いていたためである。
また、山裾を迂回することから山賊に襲われること可能性があるとも聞いていた。
さらに、ベンメリア一帯はまだ地雷が撤去されていないとガイドブックに書かれているのも目にしていたためである。
しかし、キムさん曰く、道はともかく、今は山賊は出ないとのことだ。
周りのガイドに聞いても、一様にそのような答えなので行ってみることにした。

バンテアイ・スレイからメインロードを外れる方向に向かう。
すると、すぐにカンボジアらしい赤土の一直線の道になってきた。
舗装はされておらず、いたるところに段差がありかなり跳ねる。
さらに、バイタクの2人乗りで、そのような悪路を時速100km以上出すのでかなり怖い。
もし、ドライバーが転んだらイチコロだな…なんて考えたりもする。
安全面を考えると、あんまり良い選択ではなかったかもしれない。
が、それなりに楽しいのも事実である。

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ベンメリアへの道は、カンボジアらしい赤土の道。

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人通りも少なく、強盗に会ったらひとたまりもない。

1時間半ほど走り、ベンメリアへ到着する。
ここまで来ると観光客もかなり少なくなり、ゆっくり見学できる。
土産売りの子どももいなく、どちらかというと素朴な人々を見ることができた。
ベンメリアの遺跡自体は、タ・プロームを大規模にしてもっと破壊したようなイメージだった。
ポルポト派などにより破壊されたらしいのだが、ほとんど修復されていないため、一部は瓦礫の山になっている。
また、アクセスなども確保されていないため、瓦礫を乗り越え進みながら、見学をする必要がある。
それもまたこの遺跡の雰囲気をいっそう良くしている。
ひっそりとした雰囲気の中で、自分1人で廃墟と化した遺跡を進んでいく。
苔に覆われた遺跡巡りを満喫することができた。
途中、カンボジアの少年が蛇を見つけて教えてくれた。
ベンメリアには猛毒の蛇がいるらしく、噛まれたら大変なことになるらしい。
他のアンコール遺跡とは違い、修復されていない遺跡もまた趣があるなと思いながら観光を終える。

 

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ベンメリア入り口。

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5つ頭のナーガが出迎えてくれる。

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東のアンコール・ワットとも呼ばれるらしい。

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崩壊している部分も多く、探検気分になれる。


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崩壊している部分が多く、歩ける部分も限られている。

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まさにジャングルの中の遺跡。

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遺跡の規模はかなり大きい。

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他に観光客は居らず、まさに秘境の雰囲気。

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荘厳な雰囲気のベンメリア。

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ベンメリアの装飾。

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ベンメリアの装飾その2。

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ベンメリアの装飾その3。

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インディ・ジョーンズに出てきそうな雰囲気。

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一部分だけ遊歩道もある。

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散策は自由だが、毒蛇などに注意が必要。

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ベンメリアでも最も保存状態がいい場所の一つ。


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ベンメリア遠景。

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崩壊度合いが、一層遺跡を引き立たせる。

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崩壊していて入れない部分も多い。


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すさまじい崩壊度合い。

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美しいレリーフが転がっていることも。

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ベンメリアのレリーフ。

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ベンメリア遺跡で遊んでいた少女。

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遺跡前の食堂で、店番をしていた少女。

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カンボジアの子どもは素朴でかわいい。

 

シェムリアップに戻りがてら、一ノ瀬泰造の墓によって見ることにする。
一ノ瀬泰三とは、カンボジアに没した戦場カメラマンである。
浅野忠信主演の「地雷を踏んだらさようなら」という映画でも話題になり、非常に有名になった人だ。
ただ、実際にはシェムリアップには一ノ瀬泰三の墓はないらしく、遺族が関わっていないどころか骨すら埋まっていないと話だ。
カンボジア人が勝手に墓石を作り、見学者から寄付金を取っている(騙し取っている)だけだとのことである。
そのため、まったく寄る意味はなかったのだが、何となく行ってみたいなと思ってしまった。
行ってみると、案の定1US$要求された。
が、この時点ではもしかしたら墓は本物かもと思っていたため、つい払ってしまった。

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一ノ瀬泰造の墓。

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一ノ瀬泰造の墓その2。

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周囲の風景。

 

15時頃であったが、長距離移動もあり、疲れたのでもうゲストハウスに戻ることにする。
ここで、キムさんとの間にチャーター料でトラブルが発生してしまった。
元々、3日間チャーターするという約束であり、
1日目 内回りコース
2日目 外回りコース+バンテアイ・スレイ
3日目 ロリュオス遺跡群
を周るという約束で、トータル金額を決めてあった。
しかし、今日突然の提案でベンメリアにも行くことになり、その際10US$の追加という話で合意していた。
自分自身では、
1日目 内回りコース
2日目 バンテアイ・スレイ+ベンメリア
3日目 ロリュオス遺跡群+外回りコース
というスケジュールに変更になって、お金は10US$追加だと考えていた。
しかし、彼の解釈は、2日目に対しての10US$追加であり、3日目は当初のロリュオス遺跡群見学に加えて外回りも行くのだから、もっとお金が必要とのことであった。
しっかり、交渉したつもりだったのだが、失敗してしまった。
当然、こちらも引くつもりはないが、揉めるのがかったるい。
ただ、これに関しては、彼がボッタくろうとしたのではなく、解釈の違いかなと思うことで少しは納得してあげようかなとも考えたが、それほど自分は出来た人間ではないようだ。
とりあえず、追加料金は払わないということにする。
ガイドブックを見ても、決してボラれてもいないが、値切りすぎてもいないと考えたからだ。
外国での交渉は難しい…。

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