インド:初めての列車移動とインドの洗礼

インドと言えば、タージマハルのようなイメージがあり、デリーでの観光は後回しにし、兎にも角にもタージマハルに訪れてみたいと思った。

早速、ニューデリー駅に行き、ツーリスト専用のチケットオフィスに行こうとすると、突然、インド人に話しかけられた。
「チケット持っていないのに、何で構内に入ろうとするんだ?そんなことしたら捕まってしまうぞ。俺がツーリスト・インフォメーションに連れて行ってやる」

少し前まで、ものすごい親切な人だらけのミャンマーに行っていたこともあり、さほど疑うこともなくついていってみるが、明らかに駅から離れた方向に向かっている。
「どこへ行こうとしてるんだ?明らかに駅から離れているじゃないか」
と言うと、
「問題ない。俺を信じろ」
とか言い、さらに歩いていこうとする。

さすがに怪しいので、駅方面に戻っていこうとすると、インド人が突然怒り出した。
「ここまで案内してやったんだぞ。金を払え」
とか言い出し、なぜか仲間が集まってきた。
何だか、無性にいらいらしてきて、さっさと彼らから離れようとしたところ、突然腕を掴まれた。
こんなところで怯むわけもなく、4人のインド人を思い切り怒鳴りつけ、さらに突き飛ばして、早足でニューデリー駅に戻ることにした

そこまですると、しつこく追いかけてくることはなく、次のターゲット探しをはじめたようだ。

結局、ツーリスト専用のチケットオフィスは、構内にあり、名前はツーリスト・ビューロー(Tourist Bureau)であった。
残念ながら、当日券の扱いはないらしく、翌日以降のチケットを扱っているらしい。
当日券がほしければ、インド人と同じ窓口に並んで買わなければならないようだ。

インド人と同じ窓口に並んで切符を買うということが、これまた想像以上の試練であった。
インド人の割り込みは、中国人の比ではなく、まともに買おうとしても一向に自分の順番が回ってこない。
はじめこそ、自分は日本人だからなんて考えていたのだが、とんでもない。
老若男女次から次えと割り込んでくる。
ともすれば、杖を突いているじいさん、ばあさんでさえ、
「お前、その杖突いているのはダミーだろ!!!」
と怒りたくなるような力で、突っ込んで、割り込んでくるのである。
ということで、バスケ部で鍛えたスクリーンアウトを駆使し、若者から年寄りまでの割り込みを防ぎこみ、どうにか切符を買うことができた。

そんなこんなで、たかが切符を買うだけで異常な時間がかかってしまった。

さらに、せっかく買えた切符だが、2時間後の出発のものであり、腹ごしらえをしに行くことにする。
メインバザールの入り口に近いカレー屋に入り、チキンカレーを頼んだのだが、なんだか変わったカレーが出てきた。
これが本場のチキンカレーなのかなと思いつつ、食べ終えたのだが、お金を払う段になって、なぜか高い値段を要求された。
勝手に高いカレーを提供してきたらしい。

うーん、何から何までめんどくさい国だ。
だんだんインド人全員が胡散臭く見えてきた。
考えてみれば、今のところ、親切なインド人に会えていない。
それどころか、話したインド人は全員嘘つきではないか。
先が思いやられる…。

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