インド:インドの移動の洗礼とカジュラホ

インドでの次の目的地は、エロティック彫刻で有名なカジュラホだ。
カジュラホとは、芸術的価値の高い彫刻を伴うヒンドゥー教及びジャイナ教の寺院群で有名な地域で、ミトゥナ像(男女交合のエロティックな彫刻)を含む官能的なレリーフ群で広く知られている。

アーグラーからカジュラホへの移動は、まずアーグラーからジャンスィーまで鉄道で移動し、そこからはバス移動が一般的だ。
ジャンスィーからカジュラホへのバスは、14時頃が最終という情報を得ていたので早めに移動を開始していたのだが、列車が3時間ほど遅れ、結局14時のバスには間に合わなかった。

地球の歩き方を参考に移動していたのだが、ジャンスィーの情報など載っていなく、また直通バス以外の行き方もかかれていなかったので、どうしようかなと悩んでいると、バスターミナルにカナダ人カップルがいるのを発見した。
話しかけてみると、彼らも最終バスを逃してしまい、カジュラホへ行く途中のチャタプールまでバスで行こうと考えているらしい。
良い人そうだし、これはチャンスと言うことで、便乗してついていくことにする。

話してみると、彼らはフォードの社員で、1年半の休暇をとり世界中を旅しているらしい。
日本ではまずありえないことで、外国の風習がうらやましい。
わかりやすい単語を使い、ゆっくりと話してくれるため、普段以上に英語も伝わり、おもしろい。

4時間弱バスで移動し、チャタプールに到着した。
あたりは既に薄暗くなってきている。
カナダ人カップルはロンリープラネットを使い、旅行しているので、チャタプールなどの情報も載っているらしい。
こちらは、チャタプールってどこ?くらいまったく状況が把握できていないので、ただついて歩いていると、カジュラホまで車をチャーターしていかないかとのことだ。
運よくバスで近くに座っていたインド人が車をアレンジしてくれたので、一緒についていくことにする。

カジュラホまではおよそ1時間の道のりらしい。
既にあたりは真っ暗になっていた。
カジュラホ周辺はすさまじい田舎のため、車も少なく、またジャッカルらしき鳴き声が頻繁に聞こえている。
1人でなくて良かったと心底感じた。
こんな状況で1人だったら、辛くてたまらないだろう。

しかし、カナダ人カップルもいたため、さらになんでも勝手にアレンジしてくれそうな頼りがいのある人たちだったため、不安も感じず、カジュラホに到着した。
お勧めホテルがあるとのことで、ホテルまで一緒のところに泊まることに。
ついでに、明日も一緒に自転車で観光することにした。

こんな予期せぬ出会いがまたたまらない。
ようやくインドの旅がおもしろくなってきそうだ。

翌日、早朝より、カジュラホ観光を開始した。

カジュラホでは、カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院やラクシュマナ寺院を中心とした西群の寺院が観光の中心となっている。
これらの寺院は街中にあり、徒歩ですぐに訪れることができる。

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カジュラホ中心部。

一方、パールシュヴァナータ寺院など、街の中心部から離れたカジュラホ村にもいくつか遺跡は点在しており、こちらは観光客に会うこともほとんどない。

今回、自転車を利用し、どちらも巡ったのだが、結論から言えば、観光からすれば西群の寺院だけで十分だった気もする。
東群の寺院は規模が小さく、さほど感動するものはなかった。
ただ、まさにインドの田舎と言った雰囲気で、ある意味新鮮だったようにも感じる。

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西群の寺院近辺の風景。

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インドの田舎の子。

西群の寺院では、カジュラホで有名なエロティック・レリーフを多くを見ることができた。
予想していたよりも、ぎっしりと数多くの裸体像が彫られており驚いたが、美的感覚がないのか、素晴らしい性描写というのにも興味は持てず。

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ラクシュマナ寺院。

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カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院。

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カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院その2。

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カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院その3。

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カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院その4。

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カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院と少女。

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カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院遠景。

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デーヴィー・ジャグダンベ寺院。


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カジュラホのレリーフ。

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カジュラホのレリーフその2。

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カジュラホのレリーフその3。

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カジュラホのレリーフその4。

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カジュラホのレリーフその5。

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カジュラホのレリーフその6。

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カジュラホのレリーフその7。

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カジュラホのレリーフその8。

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カジュラホのレリーフその9。

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カジュラホのレリーフその10。

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カジュラホのレリーフその11。

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カジュラホのレリーフその12。

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カジュラホのレリーフその13。

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カジュラホのレリーフその14。

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カジュラホのレリーフその15。

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カジュラホのレリーフその16。

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カジュラホのレリーフその17。

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カジュラホのレリーフその18。

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カジュラホのレリーフその19。

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カジュラホのレリーフその20。

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カジュラホのレリーフその21。

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カジュラホのレリーフその22。

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カジュラホのレリーフその23。

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カジュラホのレリーフその24。

この西群の寺院だが、寺院の配置と観光用の柵の作り方に問題があったように思う。
柵が寺院を囲んでぎりぎりの広さに作られているため、まるで小学校の校庭を歩いているようなのである。
せっかくなので、もう少し広大なエリアに寺院が点在しているような配置にすればよかったのに…。

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