インド:ムンバイ(ボンベイ)へ移動とまたもトラブル

体調不良もだいぶおさまってきたので、ムンバイへ移動することにした。

列車で移動するとおよそ2日間移動に費やすとの話を聞いたため、飛行機でムンバイまで飛ぶことにした。
インドの国内線の選択肢は、インディアン・エアラインズのほぼ独占市場になっており、値段がとても高い。
とはいえ、選択肢はないのだから仕方ない。
ただ、インディアン・エアラインズのサービスは驚くほど良く、国内線なのに食事つき、さらに味もインドとは思えないクオリティだった。

ムンバイの空港は国内線用と国際線用で別れている。
国内線用空港からは、バスや列車といった移動手段はなく、必然的にタクシーを使うことになる。

ガイドブックによると、空港内に並んでいるタクシーは係員が番号をチェックしているのでトラブルになりにくいと書かれているが、いざ行ってみると、チェックがすごいいい加減だ。

また面倒なことが起きそうだな…と思うも、案の定その不安が的中した。

タクシーに乗ってしばらくすると、急遽メーターが動かなくなったのである。
運転手に伝えるも、
「ノープロブレムだ」
の一点張りで、まったく埒が明かない。
まったくもって地理感のないところで、勝手に下車するわけにも行かず、しばらく乗っていると、思ったとおり、運転手が騒ぎ出した。
「メーターが壊れてしまった。通常C.S.T駅までは800ルピーくらいだからそれくらい払ってくれ」
とのことだ。
事前に調べていた情報で、タクシーの値段は高くても400ルピーくらいとのことだったので、やはりボッタくろうとしている。

まあ、予め予想できていたし、そもそもインドでのトラブルにだいぶ慣れてきていたため、すぐに下車。
メーターが壊れているのは最初から指摘していたわけだし、知らんということで、100ルピーだけ渡し、他のタクシーを捕まえるべく、歩き出した。

すると、先ほどの運転手が慌てて追いかけてくる。
「金を払え。ここまででも500ルピーは必要だ」
とか大声で騒いでいる。

すると、辺りにインド人が集まりだした。
タクシー運転手は、
「こいつが金を払わないで、ただ乗りしている」
見たいな説明を皆にしだした。

もちろん、外国人がそんな辺鄙な場所でタクシーを降りて歩いていること自体がおかしく、集まったインド人も運転手のことを不振そうに見ていた。
ここで
「この運転手は国内線空港からC.S.T駅まで800ルピーだと言ってきた。そもそも、メーターが壊れていることも嘘をついてきた」
と説明すると、集まった多くのインド人が、その運転手に対して怒り出し、ついでに別のタクシーまで呼んできてくれた。

やはり旅行者に関わろうとしてくるインド人以外はすごい親切なのだ。
旅行者に積極的に関わってくるインド人は何かしら企みがあるに違いない。

ということで、その後はスムーズに移動でき、結果的にだいぶ安く移動することができた。
ようやくインド流トラブルへの対応策も身についてきたようで、少し満足だ。

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