日本では、インド人と言うと、頭にターバンを巻いた人を思い浮かべる人が多いが、彼らはシーク(スィク)教徒である。
インドとパキスタンの国境に面したアムリトサルには、シーク教徒の総本山黄金寺院がある。
当初、パキスタンにも入国する予定だったが、政情不安定であり、デリーでビザが発給されなかったため、アムリトサルのみ訪れてみることにした。
アムリトサルへは、デリーから列車でおよそ6時間で到着した。
すでに列車での移動にも慣れているため、ほとんど疲れを感じることもなくなった。
シーク教徒は、インドの宗教の中でも、比較的裕福な人が多いらしく、非常に寛大な考え方を持っている。
黄金寺院では、シーク教徒でなくとも、無料で宿泊(だいぶ汚いが…)、さらに無料で食事(チャパティとダルカレー。正直、二度は食べたくない味…)までもらえるのである。
質はどうあれ、気持ちがいいほど、太っ腹である。
さて、肝心の寺院であるが、これまた驚くほどにきらびやかで美しい。
昼間、夕方、夜とそれぞれの時間帯で圧巻の景観を見ることができる。
ここを訪れるならば、アムリトサルに宿泊して、是非、夕方や夜にも訪れてほしい。
シーク教徒の総本山黄金寺院。
黄金に光り輝いている。
黄金寺院中央部には歩いてわたることができる。
ここでは、外国人も立ち入り可能。
黄金寺院中心部。
廟がいくつもある。
シーク教徒の代名詞はターバン。
頭を覆わないと寺院内に入ることができない。
シーク教徒は、比較的お金持ちな人が多いらしい。
ここで無料で食事をもらうことができる。
夕暮れ時の黄金寺院。
常に多くの人で賑わっている。
カメラに興味を示してきた少女。
夕暮れ時は、さらに美しい。
日の入直後。
夜間も、巡礼者は絶えない。
朝・夕・晩といずれもで美しい景色を堪能できる。
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