ゴールデントライアングルを自分で巡ろうかと考えていたのだが、チェンマイから1日で巡れるツアーが出ているということで、参加することにした。
ツアーでは、まず1時間ほど車に乗り、メーカチャン温泉へ向かった。
ここでは、温泉散策兼トイレ休憩のような感じで、すぐにチェンセンへ向かった。
チェンセンでは、ワット・チェディ・ルアンを見学した。
ここは、意外にも大きな仏塔こそあったものの、他の地域の寺院と比べて秀でたものは見当たらず、さほど印象に残らなかった。
ワット・チェディ・ルアン。
次は、いよいよゴールデントライアングルだ。
ゴールデントライアングルからは、ラオス、ミャンマー、タイの国境が重なるメコン川の素晴らしい景色を楽しむことができた。
ついでに、ボートにも乗り、ラオス領の島なども訪れた。
ただ、ラオス、ミャンマーともに簡単にいけるようになった今、特段、何かすごいものがあるわけではないし、さほど感動することはできなかった。
ゴールデントライアングルといっても、もう以前のような麻薬生産地帯ではなく、あくまでも観光地なわけだし…。
ゴールデン・トライアングルの記念碑。
ゴールデン・トライアングルの記念碑その2。
ミャンマーにある仏像。上陸はできず。
ラオス領の島。
パスポートは不要な観光用の島。
中は土産物屋がある程度。
特に見所もなかった。
土産屋。蛇の酒など魅力があまりない…。
昼食をとった後、ミャンマーとの国境メーサイを訪れた。
短時間であったが、入出国の記念スタンプが欲しかったので、ミャンマー側を訪れてみた。
国境を越えると、一瞬にして、建物が古くなり、貧富の差をひしひしと感じた。
ミャンマー側は、トタンでできたバラックのような建物なのである。
ミャンマー側では、多くのバイタクが待ち構えており、日本人を見るや
「置屋へ行かないか。安くて、若い子がいるぞ」
と話しかけてくる。
バイタクなんて乗らずとも、少し周囲を歩くだけで、それらしい雰囲気の建物などがあるし、ミャンマーの経済状況の苦しさを感じた。
メーサイの国境ゲート。
ミャンマー川のタチレイに行くと急に貧困度が増す。
ミャンマー版手塚治虫?
バラックの家が多い。
タイとの差に唖然としてしまう。
国境となっている川。
物価の安さを利用した土産売りが多い。
タチレイの商店。
タチレイの商店その2。
ちょっとした屋台もある。
ミャンマーらしく、僧も多い。
立ち食い屋台。
「置屋に行かないか?」と誘ってくる自転車タクシー。
表向きはきれいな建物も多い。
もう一度、タイ側に戻り、チェンマイに戻りがてら、アカ族の村を訪れた。
この村は、とにかく金、金、金。
カメラを取り出しただけで金を要求してくるし、完全に観光客すれした村だった。
でも、伝統衣装などとても画になる様子で、仕方なく、金を払ってしまった…。
アカ族の村。
車を降りると、子どもたちが駆け寄ってきた。
用は、小遣いが欲しいらしい…。
アカ族の親子。
アカ族の親子その2。
アカ族の親子その3。
とにかく激しくお金をせびられた…。
最後にヤオ族の村を訪れた。
ここは、アカ族の村とは打って変わり、商売感はまったくなく、おばあちゃんが織物をしているだけだった。
ヤオ族の村。
織物をするおばちゃん。
ここはのどかな雰囲気だった。
写真も快く撮らせてくれた。
ゴールデントライアングルに、二度行くかといえば、おそらく行かないが、一度見てみたかったので、満足することができた。
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