オーストラリアでは、ぜひともグレートバリアリーフとエアーズロック(ウルル)を見ようと思っていたため、ケアンズから飛行機を利用し、エアーズロックに移動した。
オーストラリアは国内線の値段がとても高い。
とは言え、広大な国土のため、バスで移動していては時間がかかるため仕方がない。
エアーズロックは、オーストラリアで一番の観光地といっても過言ではなく、宿泊施設も充実している。
エアーズロック周辺のホテルはすべてボヤージズ・リザベーションズという会社が運営しており、バックパッカーはドミトリーが併設されているアウトバック・パイオニアに泊まることになる。
ここは、キッチンも広く、設備は充実しているのだが、70人ドミトリーでおよそ3000円と値段は、他の場所に比べてだいぶ高めになっている。
このアウトバック・パイオニアだが、ドミトリーのある部屋の鍵さえ開けてしまえば、70人分のベットがすべて埋まっているわけではないため、出会ったドイツ人は、夜中だけ紛れ込み、無料で宿泊するという手を使っていた。
もちろんリスクはあるのだが、管理は比較的ずさんだったので、彼は3日間見つからずに過ごしていた。
欧米人の無駄な冒険心は謎だが、見ていると面白い。
リゾートでは、毎夜ライブが行われている。
リゾート内に、キャメルファームがあった。
人懐っこい。
ラクダその1。
ラクダその2。
エアーズロックでも、レンタカーを使用しない場合は基本的にツアーに参加し、移動をすることになる。
エアーズロックでは、まずサンセット・ツアーに参加した。
サンセットはサンセット・ビューという展望台から見るのだが、前景が見渡せ、とても美しい。
曇りの天気のときに、エアーズロックが真っ赤な夕日に染まることが多いらしい。
サンセット・ポイントから見たエアーズロック。
昼間のエアーズロック。
エアーズロックのサンセット。
日没後のエアーズロック。
翌朝、サンライズ&登山ツアーにも参加した。
サンライズ・ビューポイントは、あまりにもエアーズロックに近すぎ、全景も見えなく、いまいちだった。
エアーズロックのサンライズ。
大混雑…。
エアーズロックの登山は、おすすめだ。
アボリジニーの宗教的な問題から、登山はやめたほうがいいという人もいるけど、アボリジニーは今や政府からの援助と観光収入に頼っているわけだから、といいように解釈することにした。
エアーズロックに登る途中からの景色は圧巻だ。
オルガ渓谷(カタジュタ)を見ることもでき、気分爽快だった。
ただ、登る道は、予想以上にかなりハードだった。
靴で行くことと、水は必携だと思う。
エアーズロックを近くから見ると意外に複雑な形状。
登り道はかなり急。
カタジュタも見える。
エアーズロックから見たカタジュタ。
頂上。
それなりに達成感を感じる。
記念碑。
記念碑その2。
下っている途中。
エアーズロックから降りた後は、集合時間までは、ロックアートなどを見学し、集合時間にバスに集合し、ホテルまで送ってもらい、終了という内容だった。
ロックアート。
不思議なかたちをした洞窟。
エアーズロック周辺はトレッキングコースになっている。
珍しく花が咲いていた。
波の形をした岩。
波の形をした岩その2。
さらに、エアーズロックでは、グレートバリアリーフに引き続き、ヘリコプターに乗り、空中から見てみることにした。
空中から見るエアーズロックは、地上から見るものと一味違い、また美しかったが、グレートバリアリーフのときほど、ヘリコプターのメリットは感じなかった。
途中、パイロットが、サービスで、わざと大旋回などしてくれたのだが、正直、写真も撮れないし、迷惑極まりなく…。
エアーズロックとエアーズロック・リゾート。
空中から見たエアーズロック。
空中から見ると、一枚岩の迫力もまた増す。
オーストラリアの広大さを感じる。
エアーズロック・リゾート。
さらに、カタジュタ風の谷とサンセットバーベキュー・ツアーにも参加してみた。
カタジュタは、エアーズロックが1つの岩なのに対し、奇抜な岩の集まりであり、見て歩く分にはこちらの方がおもしろい。
カタジュタでは、オルガ渓谷と風の谷が最大の見所となっており、その他にもルックアウトポイントもいくつか用意されており、さほど辛くなく散策することができた。
カタジュタを、宮崎駿の風の谷のナウシカのモデルという人もいるのだとか。
個人的には、パキスタンのフンザだっていう説のほうが濃厚だと思うのだけれど。
カタジュタはトレッキングコースになっている。
エアーズロックとそっくり。
岩のかたちが複雑なのが違い。
オーストラリア人は、トレッキングが大好きらしい。
奇岩などが多い。
道は辛くなく、誰でも参加可能。
カタジュタのサンセット。
カタジュタのサンセットその2。
サンセットバーベキューだが、希望者はカンガルーの肉を試食することができたのだが、とてつもなくまずかったのが印象に残った。
これほど、獣臭い肉があるのかといった感じ。
とてもじゃないが、飲み込めず…。
オーストラリア人も同様の感想を持ったようで、苦悶の表情を浮かべていた。
サンセットバーベキューのときに、周囲の明かりを全て消して、星空を眺めてみたのだが、ウルルの星空は凄まじかった。
天の川がはっきりと見えた。
英語では、ミルキー・ウェイと言うらしいが、まさにその通りで、星というよりも白いラインがはっきりと見え、驚いてしまった。
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