ホテルへ戻った途端、まさにバケツをひっくり返したかのような大雨が降ってきた。
とてもじゃないが、外を歩けるような雨ではないので、一休みすることにする。
1時間ほどで、雨足も弱まってきた。
事前に、インターネットでマリインスキー劇場のチケットを予約してあり、早速向かうことにする。
名実ともに世界最高峰のマリインスキー劇場だが、今日は有名なバレエではなく、オペラ・アイーダが上映される予定だ。
オペラを見るのは初めてであり、さらに世界有数の劇場ということで期待が高まる。
マリインスキー劇場。
マリインスキー劇場その2。
ライトアップされたマリインスキー劇場。
ライトアップされたマリインスキー劇場その2。
ライトアップされたマリインスキー劇場その3。
開演の1時間ほど前に到着し、劇場内部を見学して周る。
劇場自体がまるで宮殿のような豪華さで、飽きることなく楽しむことができた。
ドレスコードは、正装している人もいるが、Tシャツの人も居り、まちまちであり、どのような服でも問題なさそうだった。
劇場内の階段。
劇場内のロビー。
ロビーの天井画。
ロビーの扉の彫刻。
劇場の廊下。
クロークルーム。
豪華な公演ホール。
豪華な公演ホールその2。
公演が近づくにつれ、オーケストラの練習が始まる。
アイーダは、ヴェルディにより作曲された全4幕からなる、ファラオ時代のエジプトとエチオピア、2つの国に引裂かれた男女の悲恋を描いたオペラだ。
第2幕の凱旋行進曲は、サッカーの応援テーマとして有名でもある。
オペラを見た結論だが、第1幕と第2幕では、多くの登場人物があり、動きも激しく、凱旋行進曲など有名な曲もあり、非常に楽しむことができた。
一方、第3幕と第4幕は、数人の人間がメインに構成されており、イタリア語の歌はもちろん、字幕のロシア語も理解できず、残念ながら少し飽きてしまった。
休憩を挟み、19時から23時20分頃までと長時間の上演に加え、観光疲れと時差ぼけもたたり、眠ってしまい、もったいないことをしてしまった。
23時20分頃にオペラは終幕したのだが、マリインスキー劇場は、アクセスがあまり良くなく、メトロ駅からも15分ほどかかる。
さらに、決して人通りが多い道ではないため、少し心配していたのだが、あまり危険な雰囲気は感じずにメトロ駅にたどり着くことができた。
マリインスキー劇場前で、タクシーをつかまえようとしている人も多くいたが、タクシーはなかなかつかまらず、ロシア語ができない観光客が割って入れるような雰囲気ではなく、どうしてもタクシーが必要であれば送迎をつけるべきだと感じた。
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