フェリーに乗り込んだ。
タバティンガのフェリーポート。
町の中心からは徒歩15分くらい。
ハンモックの場所取り待ちの列。
このフェリーに乗る。
ブラジルのフェリーは変わった形をしている。
ハンモックは、予想通りかなり混んでおり、隣の人と揺れてぶつかるほどではないようだが、多少荷物の心配がある。
ハンモック利用の人は、早い人では朝から並んでいたようだ。
ただ、正直、そこまでする価値があるのか疑問だ。
通常通り乗り込めば良いような気がする。
そして、乗り降りが激しいので、最初の場所が気に食わなければ、後で移動することも可能だ。
一方個室だが、全部で8部屋くらいあるのだが、使用されているのはわずかに数部屋。
ほとんどが空いているようだ。
やはり、値段差が大きいらしい。
個室。
二段ベッド。
エアコン完備。ただ、古くてうるさい。
個室にはトイレとシャワー完備。
ただ、個人的には個室で満足している。
第一に荷物の不安がないことだ。
通常のホテル宿泊時と同様に、荷物を広げておくことができる。
個室にはコンセントもあるので、パソコンなどを使用したい場合にも便利だ。
ハンモックの人用にいくつか共同コンセントはあるのだが、常に争いが激しい。
村上さんに聞いた話だと、夜にいくつかの港に立ち寄るらしく、その際の乗り降りや、小さな子の夜泣きなど、やはりハンモックだと少し眠りにくいようだった。
でも、ハンモックでの旅というものにも憧れる。
もし、荷物の不安がなければ、確実にハンモックにしたのだけれど…。
ハンモック・エリア。
かなり密集している。
アフリカ人とか夜も歌を歌っているらしく、うるさいんだとか。
フェリーは、飲料水は無料で、朝昼晩と3食はついている。
ビールやスナックなどは売店で購入することもできる。
売店の値段はおおよそ日本と同じで、やはり通常町で購入するよりは少し割高になっている。
売店。ちょっと高い。
夜の売店。
ライトめがけて、無数のカブトムシが飛んでくる。
船後部にはボートを引き連れている。
食事は、朝はコッペパンとコーヒーのみと粗末なものだが、昼と夜は種類こそ少ないが味は悪くはない。
早めに行かないと品切れになる可能性もあるが、そんなに焦らなくても大丈夫そうだった。
食堂兼キッチン。
初日の夕飯。初日はしょぼかった。
2日目の昼食。
2日目の夕食。
3日目の昼食。
3日目の夕食。
しかし、アマゾン川に沈む夕日を見ながらのビールなど「最高っ!」の一言である。
この旅に出て、マチュピチュよりも断然テンションがあがってきた。
フェリーから見たタバティンガ、レティシア、サンタロサ。
フェリーから見たタバティンガ。
フェリーから見たレティシア。
フェリーから見たサンタロサ。
地元の人はこんな船で横断したりも…。
タバティンガ港。
タバティンガ港その2。
3泊4日ほぼ代わり映えのない風景だが、朝日と夕日を眺めつつの生活は、決して飽きず、苦にならない。
タバティンガを離れる。
だんだんと町が遠くなっていく。
あとは、ひたすらこんな風景。
初日の夕日。
初日の夕日その2。
初日の夕暮れ後。
2日目の朝日。
こんな小さな船着場ばかり。
船着場がなくても、ボートを横付けして乗り込んでくる。
ボート集まりすぎだし…。
ただ見に来たボートも。
意外に鈍い現地の人も多い。
ボートが集まってきた様子。
2日目の夕焼け。
ブラジル国旗と月。
3日目の朝日。
3日目の朝日その2。
川幅がどんどん広くなっていく。
でも、川岸は同じ風景。
アマゾンっぽい木。
まるで海のよう。
大型船も増えてきた。
3日目の夕日。
4日目の朝日。
似たようなタイプのフェリー。
マナウスに近づくにつれて、集落が増えてきた。
ついに4日目の夕日。
遠くに町らしきものが見えてきた。
夕日が映える。
ネグロ川(コロンビア起点の黒い川)とソリモインス川(ペルー起点の茶色い川)の合流地点。
夜は岸から、大量のカブトムシがやってくる。
あまりにも大量で、気持ち悪いほどだ。
船上は小さな蟻こそいるものの、蚊もおらず、快適だ。
シャワー・トイレの水は、アマゾン川のものなのだが、直前にイキトスで参加したツアーで宿泊したロッジでも同様だったため、まったく気にならず。
予想外に退屈を持て余さず、優雅な時間を満喫することができた。
マナウスには3泊4日後の、19時に到着。
久々に、アマゾン川の水じゃないシャワーを浴びれるのが楽しみだ。