モスクワでは、クレムリンや赤の広場だけでなく、町中を歩いていても見所が点在している。
モスクワの地下鉄は、装飾がとても美しく、駅がまるで美術館のようであった。
特に、マヤコフスカヤの地下鉄駅は、一部分だけでなく駅の構成そのものが大理石でできており、とても駅とは思えない見栄えだった。
一方、どの駅も地上からかなり深くにあり、上り下りのエスカレーターだけで何分も時間を費やさねばならない。
これらの作りは、観光客にはさほど影響はないかもしれないが、日常使っている人にはとても不便だろうと感じた。
まるで美術館のようなマヤコフスカヤ駅。
赤の広場から少し北上したところに、劇場広場がある。
ここにはボリショイ劇場などの有名劇場が集まっている。
残念ながらボリショイ劇場は改装中で、公演を見ることはできなかったが、芸術が日常に混じっているロシアをうらやましく感じた。
劇場広場とボリショイ劇場。
劇場広場ではないが、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院。
劇場広場からさらに少し北上すると、カメルゲルスキー横丁がある。
ここは、レストランが集まった地区で、天気のいい日はテラスで食事をとっている観光客や地元民で多くにぎわっている場所だ。
カメルゲルスキー横丁。
カメルゲルスキー横丁付近。
中央郵便局。あまり目立たず、発見が大変。
劇場広場から東に少し歩いたところには、旧KGB本部がある。
KGBとは、1954年からソ連崩壊まで存在したソビエト社会主義共和国連邦の情報機関・秘密警察のことで、東西冷戦時代にはアメリカのCIAと一、二を争う組織と言われていた組織である。
旧KGB本部。
また、少し場所は離れてしまうが、アルバート通りもまた楽しめる場所のひとつだ。
ここでは、路上に多くの似顔絵書きがおり、実際に書いてもらっている人も多い。
土産物屋などもあり、常に賑わっている通りだ。
アルバート通りの似顔絵書き。
アルバート通りの似顔絵書きその2。
アルバート通りの似顔絵書きその3。
アルバート通りの似顔絵書きその4。
アルバート通りの様子。
アルバート通りの様子その2。
アルバート通りにあるハードロック・カフェ。
また、市内にはムームーというセルフのレストランが何店舗かある。
サンクト・ペテルブルクで紹介したレストラン・ウ・チョーシナ・ナ・ブリーナフに比べると値段、ボリュームとも少し劣るが、個人旅行者にとってはとても使い勝手がよく、味もそれなりで満足できるレストランだった。
アルバート通りにあるムームー。
旧KGB本部近くのムームー。
ランチその1。
ランチその2。
コメント