大西洋を見下ろす丘の上に立ち、奇跡の教会とも呼ばれるボンフィン教会を訪れた。
かつて、ポルトガル船が遭難しそうになり、船長が神にすがり、どうにかたどり着いたらしい。
そのことを感謝し、建てられた教会なのだとか。
バイアーの守護神として考えられており、教会近くでは、切れると願い事が叶うというフィタというリボンの売り子が多い。
なんかかつて流行ったミサンガみたいだ。
教会はさほど大きくないが、一部の部屋で天井からマネキンの手や足がぶら下がっているのが特徴的だった。
これは、病気や事故にあった家族が、教会で祈りをささげたために回復したお礼らしい。
ボンフィン教会。
ボンフィン教会その2。
多くのフィタが巻かれている。
日本のおみくじみたいなものかも。
ボンフィン教会内部。
天井からマネキンの手や足が。
壁には写真も。
ボンフィン教会から直接旧市街には帰らず、町の中心になっているイグアテミ・ショッピングセンターを訪れることにした。
きれいなショッピングセンターだが、すべてが高い。
フードコートもとても高級な感じだ。
しかし、ブラジルはマクドナルドが15レアル(750円)もするのだから驚きだ。
円高になっていても、こんなんだから、この国の物価はおかしい。
イグアテミ・ショッピングセンター。
内部も豪華。
日本の店みたいだ。
一方で、ショッピングセンターの目の前の長距離バスターミナル周辺には格安屋台も多くあり、ハンバーグとソーセージ、ベーコンに目玉焼きと野菜をたっぷり入れたハンバーガーが3レアルくらいで売っているのだから謎である。
マックがガラガラならともかく、だいぶ賑わっていたし。