ビーチリゾートのリオデジャネイロだが、昼間は相当激しい雨が降り続いており、何もすることがないので、有名なプラタフォルマのショーを見に行くことにした。
リオには、多くの旅行会社があるのだが、ほとんど同じ内容のツアーでも、料金がだいぶ違う。
いくつか旅行会社を回り、申し込むのが良さそうだ。
プラタフォルマ送迎ツアーと、ディナー付ツアーで20レアルしか変わらないため、ディナー付のツアーを申し込んだ。
19時半頃バスが迎えに来て、プラタフォルマのあるレブロン方面へ向かった。
リオの渋滞も凄まじく、たいしたことない距離をおよそ1時間かけて移動し、ようやくプラタフォルマに到着した。
プラタフォルマ。
プラタフォルマ1階にあるレストランでディーナーとなった。
わずか20レアルとは思えない充実した内容で、ブラジルらしくステーキなどからはじまり、サラダ、ケーキなど満足できる内容だった。
でも、最近バックパッカー貧乏生活を続けているため、なんだかこういう高級店に来ると緊張してしまう・・・。
これはまずいな。
安い店でも高級店でも対応できるようにならねば。
プラタフォルマのショーは、22時からの開始だ。
席は自由席なので、早めに会場入りすると良い場所をとれる。
会場入りすると、サンバの格好の演者たちと写真を撮る(プラタフォルマのカメラマンのカメラでのみ可能。あとで、写真や皿にして販売にくる)こともできるのだが、12ドルと破格に高い。
それにしても、なぜにショーは22時からなのだろう。
客層を見ても、20時頃からにしても全然問題なさそうなのに。
ショーは、いろいろな種類のものがおよそ1時間半かけて行われる。
サンバからはじまり、カンドンブレーやカポエイラなども見ることができる。
ネットなどの前評判が非常に高く、期待していたのだが、なかなかのものだった。
ただ、多くの演者がいるのだが、中には明らかにやる気のない者もいたのは残念だった。
サルバドールで見たミゲル・サンタナ劇場の「Bale Folclorico Da Bahia」が、今まで見たショーの中で、劇団四季の「ライオンキング」や、バリ島のユリアティ出演時のティルタ・サリの「バリ舞踊」に匹敵するくらい素晴らしかったため、それには遠く及ばなかったという印象だ。
ただ、それでも観光地で見れるショーとしては十分に満足できるレベルだった。
ショーの途中で、国別に代表的な歌を流し、観光客も参加して歌うというイベントがあったのだが、日本人として指名された男性の堂々たる演技にはびっくりした。
踊りのショーを中断し、MCが現れ、各国の言葉で
「ありがとう」
と言い終えてから、突然、
「日本人はいませんか?」
と、言い出した。
これはまずい、と思い、慌てて下を向き、目を合わせないように。
すると近くにいた日本人男性が指名された。
何が始まるのかなと思っていると、突然、上を向いて歩こうが流れ始め、マイクを渡されていた。
観客は500人くらいいるのにである。
しかし、この人のこれからの堂々たる振る舞いがすごかった。
何ごともないかのように、普通に、照れもせず、歌い始め、舞台の一番先端に行ったかと思うと、サンバの腰つきで踊り始めたのである。
これには、全員、唖然・・・。
そして、しばらくした後、大拍手だった。
その後、フランスなり、アルゼンチンなり、多くの国の歌が披露されたが、日本に勝るインパクトはなく。
さらに、このイベントのトップバッターだったわけで、とっさに思いついたという発想もすごい。
ショーが終わり、外に出ようとしていると、先ほどの男性と勘違いされたらしく、外国人に、
「今日のショーの中で、君が一番素晴らしかったよ」
と言われた。
確かに、あれは印象深かった。
開演前、ずっとリフティングを続ける少年。
と思いきや、おばちゃんだった。
落とさず、10分以上続けていた。
いよいよ開演。
カーニバルっぽい衣装。
サルバドールのときと違い、ライティングが写真を撮れる明るさ。
ここにくれば、カーニバルを見たつもりになれる。
ショーの様子。
ショーの様子その2。
ショーの様子その3。
ショーの様子その5。
ショーの様子その7。
ショーの様子その8。
ショーの様子その9。
カポエラショー。
カポエラショーその2。
この人は、最初のジャンプで負傷し、以後現れず・・・。
カポエラショーその3。
カポエラショーその4。
カポエラショーその5。
カポエラショーその6。
カポエラショーその7。
カポエラショーその8。
カポエラショーその9。
カポエラショーその10。
カポエラショーその12。
カポエラショーその13。
カポエラショーその14。
カポエラショーその15。
カポエラショーその16。
カポエラショーその17。
カンドンブレーショー。
カンドンブレーショーその2。
カンドンブレーショーその3。
カンドンブレーショーその4。
カンドンブレーショーその5。
カンドンブレーショーその6。
カンドンブレーショーその7。
演目が変わった。
この人の笑顔はすごい。
社交ダンスっぽい?
この男性が一番笑顔を振りまいていた。
中盤では、細かく演目が変わった。
ショーの様子その10。
ショーの様子その11。
ショーの様子その13。
ショーの様子その14。
ショーの様子その15。
ショーの様子その16。
ショーの様子その17。
ショーの様子その17。
ショーの様子その18。
ショーの様子その19。
この男の人の顔がやばい…。
ショーの様子その20。
ショーの様子その21。
ショーの様子その22。
再びサンバ。
ショーの様子その23。
ショーの様子その24。
ショーの様子その25。
この踊りは、有りなんだろうか?
ショーの様子その26。
ショーの様子その27。
ショーの様子その28。
ショーの様子その29。
ショーの様子その30。
ショーの様子その31。
ショーの様子その32。
ショーの様子その33。
ショーの様子その34。
ショーの様子その35。
ショーの様子その36。
ショーの様子その37。
ショーの様子その38。
ショーの様子その39。
いよいよフィナーレ間近。
ショーの様子その40。
ショーの様子その41。
ショーの様子その42。
ショーの様子その43。
ショーの様子その44。
ショーの様子その45。
ショーの様子その46。
ショーの様子その47。
ショーの様子その48。
サンバの踊りだけど、サンバというだけでなぜか市民権を得ているけど、あの衣装とあの踊りでいいんだろうか?
サンバといっているから、誰もが納得しているけど、浅草のなんとか座とかでやっていても何ら不思議はないような踊りだと思うんだけど・・・。
写真を撮っていいといわれても、後ろ向いて観客席にケツ向けて踊りだした時には、こっちが恥ずかしくなってしまうくらい・・・。
ショーを終え、宿に戻ったのは24時半ころになってしまった。
ドミトリーなので、ちょっと迷惑をかけてしまうかなと思いきや、誰もいない。
結局、他の人が戻ってきたのは早朝4時から6時くらいにかけてだ。
パーティー大好きな人たちらしい。
でも、良い人たちみたい。
翌日も、すごいパーティーに誘われたし。
疲れるし、昼間観光できなくなるから、断ったけど。